うどん県、ベースキャンプ高松店です。
毎月一回、小豆島の遍路道を歩いています。
今回は先月の「初歩き」のレポートです。
第9回目の来島で、島の北西部、約12㌔を歩く内容でした。
この日も穏やかに晴れて、抜群の日和の中を
島の「山」と「海」
を歩き廻りました
フェリーの中で偶然に朝刊を見ていた人が、
ちょうど小豆島の氷瀑の記事を見付けられたので、
「これは」と思い、歩き出し前に見に行くことにしました。
おさるさんで有名な「銚子渓」で、珍しい氷瀑を見ることが叶いました。
今回は66番等空庵から、75番の大聖寺まで10札所を巡ります。
のどかな風景が広がり、心が穏やかになって行きます。
路地歩きの後には、自然の中に身を委ねる...
かつての遍路道も点在し、絶え間なく変わる風景に
飽きるということがありません。
今回は踏皇山(おうとざん)を越える山越えが見所
山並みの北エリアを東に沿い歩き、昼食後に越える予定。
時折、遍路道の所在を示してくれる「へんろ石」が、
途上に現れて、とても心強く感じられます。
一体、どれ位の参拝者がこの道を辿ったことでしょう?
落ち葉の積もった山の登りですが、鉄製の手すりが完備され、
とても歩きやすかったし、冬枯れで見通しの良い明るい森は
爽快で、気持ち良かったです。
踏皇山の稜線からは、南側(四国側)の遠望もバッチリ
いよいよ山越えの核心部へ。
高所恐怖症の方にはちょっぴりスリリングな岩稜帯のトラバース。
「慎重に」...「慎重に」...
その後は72番奥ノ院笠ヶ滝の鎖場に取り付き、本堂へ。
ここでは恐怖の余りに、登れない方も居らっしゃいます。
本堂は岩峰の洞窟の中です。
ここからは撮影禁止。洞窟内には「幸せくぐり」等の
ありがたい、楽しい場所も...
「これはどうやって降りるのかしら?」
下山は、更に急勾配となり、より慎重さが求められます。
踏皇山を北から南に越えた遍路道は、再び馬越えで
北側に戻ります。今度は岡山方面の風景が広がります。
北から、南、はたまた北へ... 滅茶苦茶、歩るかされますね()
そしてこの先で無事歩行終了。
次回は島の東エリアを北から南に山越えする、
「豆坂越え」の山岳行程です。
ベースキャンプ高松店