うどん県、ベースキャンプ高松店です。
先日開催された石鎚山系の縦走のレポートが届きました。
これは1泊2日の行程で、「星降る山上でのテント泊」と云う...
いま流行の山行スタイルでの開催となりました。

歩行区間は愛媛県の堂ヶ森〜ニノ森〜石鎚山をつなぐ、約17㌔。
累積標高差は、登り、約2217m、下り、約1143mにもなります。
初日は保井野登山口(標高410m)から愛大堂ヶ森避難小屋
(標高、約1600m)までの行程。

保井野コースは深い森の中を登りますが、これが今回の最大の
難所で、厳しい登りの連続、それと重い装備が堪えました。

お天気に恵まれて、稜線まで出ると、風がそよぎ、快適 
緑が鮮やかな山腹と青い空、沸き立つ白雲が、最高の夏山を
演出してくれます。(写真は石鎚方向の山稜
)

夜はテント泊・小屋泊に分かれて就寝。
初めてテントを建てる方も多く、サポートをしながら楽しく設営しました。
避難小屋周りはテントでびっちりになりました⛺️⛺️⛺️
ファイントラックとアライテントの山岳モデルが人気。

夕食は各自バーナーでお湯を沸かしたり、料理をしたりと
楽しいひとときを過ごしました。

ナンを焼いたり、スパゲティーを作ったり...

ほぼ満月の夜空に!その分、星は見えづらかったです。
それと思ったよりも虫が少なかった印象です。
夜半は結構冷えて、15℃ぐらい。シュラフと防寒着は必携です

2日目も晴れ。朝6:40のスタート。
まず鞍瀬ノ頭に登り、そこからニノ森、石鎚山と縦走しました。

堂ヶ森をバックに、笹原の1本道を二ノ森へと向かいます。

標高1929mの二ノ森に到着。前方には山上にガスを
従えた石鎚山が見えました。この道はこれから進む山々が
望めて、本当に気持ち良い稜線歩きが愉しめます。
縦走路の整備は良好ですが、二ノ森~西ノ冠岳コルの笹が
少し深いかなぁ...その程度に感じました。

背後には越えて来た二ノ森。石鎚山はもうすぐ。

陽を浴びた笹原が輝いて見えます。その向こうに
石鎚山弥山の頂上山荘も見えました。

振り返れば、歩いて来た道のりが...
「達成感が半端ないです~」
剣山系も良いけれど、この石鎚山系の縦走路も
四国では人気を二分する素晴らしさです
下山は土小屋へ。 この2日間、テント泊装備の
重い荷物を背負って長い距離を歩き大変だったと
思いますが、色々な体験ができ、思い出に残る
山行になったのではないでしょうか☺️ お疲れ様でした!
ベースキャンプ高松店スタッフ