うどん県、ベースキャンプ高松店です。
先日、晩秋の遍路道を歩いて来ました。
落ち葉
が降り積もった路面はフカフカ・サクサクで、
とても気持ちが良かったです。
落ち葉
を放り投げて、去り行く秋を全身で浴びたりして、
心行くまで「遍路道歩き」を愉しみました。(
)

10月に伊予最後の札所の65番三角寺を打ち終え、
今回は伊予阿波国境の境目トンネルの阿波・三好市側
から、歩行開始。国道192号線を東進します。
朝夕の冷え込みが凄くて、朝一で防寒着が手放せません。
地元香川の1番目の札所となる雲辺寺(うんぺんじ)を
目指して、登りのスタート
高速道路の高さを越えると、少しだけ温まって来ました。
稜線までは標高差約425㍍の「遍路ころがし」の
登りとなります。
夏場はホント倒れるぐらいに厳しい登り坂ですが、
この時期は随分と登りやすく感じます。
阿波・讃岐県境の標高665㍍の稜線まで登りました。
北の瀬戸内側からの風が強く、風除けを急いで着用。
「寒ければ着る」また「暑ければ脱ぐ」の繰り返し...
「レイヤリング」は、とっても重要です
東には、これから登る雲辺寺山が見えてきました。
稜線からは舗装路の緩い登りが結構な距離、続きます。
そして左右に巨木が立ち並ぶ様になると、札所は間近。
四国霊場第66番雲辺寺(うんぺんじ)を参拝。
標高は911㍍とのことです。
四国霊場の中で一番高い標高を誇ります
所謂、お遍路さん泣かせの厳しい山岳霊場の極みです。
参拝後は、まだまだ登ります。
最近、地元香川で、人気のスポットに行かねば...
じゃじゃじゃ~ん。 「天空のブランコ」
讃岐平野や瀬戸内海を見下ろす絶景の眺めの中、
空を飛ぶような錯覚、そしてスリルが楽しめます。
雲辺寺はロープウェイが有り、家族連れやカップルも
多く来ていました。
インスタ映えすること、間違い無し
さぁ、チャレンジ
うそでしょ
(・・;)
そり返り過ぎでしょ
標高約920㍍からの大展望 
気温が低く、下界が澄んで見えました。
ちなみに外気温は5℃でした。
さて、讃岐側に下山開始。
標高差は約900㍍の大下り
雑木林の下りですが、落葉が随分進んでいました。
途上、石ころが散乱している箇所も有り、要注意
大量の落ち葉が降り積もった道。
乾いて、サクサクでした。
無事、山から下山したら、今度は車道歩き。
靴を「トレッキング」から「ウオーキング」に替えて、
次の札所を目指します。
観音寺市から東に進みます。
遥か遠くに中讃との境になる山並みが見えました。
四国霊場第67番札所大興寺(だいこうじ)に到着。
境内の巨木が有名です。
里に在るお寺ですが、本堂までは2ヶ所の急な
石段が在り、疲れた足に応えます。
朝に事故で高速道路が区間通行止めで、約1時間の
遅れが出てしまい、結局日が暮れてのゴール。
歩行距離は約20㌔。8時間30分の活動時間でした。
次回は地元讃岐路を観音寺から善通寺まで歩く、
「クリスマス遍路」になります。
ベースキャンプ高松店スタッフ