2021年10月29日 (金)

遍路道歩き ~伊予路~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

先日歩いた「遍路道歩き・伊予路」のレポートです。

今回は四国中央市の番外霊場・延命寺を出発し、

同市を横断し、愛媛と徳島の県境の境目トンネルまで

歩く、約31㌔の 超ロング行程 となりました。

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愛媛県最後の札所は、第65番札所の三角寺。

愛媛は意外と山岳路が多く、最後まで本当に楽をさせて

貰えませんでしたが、歩く面白さが満載でした。

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前夜の雨も上がり、気持ちの良い歩き出し...note

国道11号線から1本入った、「旧道歩き」が延々と続きます。

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南側には赤星山を主峰とする「法皇山脈」が望め、

その山並みに沿って東へ、歩いて行きます。

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前方に製紙業が盛んな川之江・伊予三島の

工場地帯の煙筒群が見えて来ました。

その奥には香川の山並みもチラホラ。

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長かった「旧道歩き」も終わり、いよいよ伊予の国、最後の

札所の三角寺への登りがスタートsign01

この周辺は四国でも有数の「遍路導/へんろしるべ」、

いわゆる昔から残った道しるべが多く残っているエリア。

どでかい石の道しるべは、存在感がありますannoy

またこれが古来から続く遍路道の証しでも有り、

自分の歩いているルートが正解だと判るので、

正直、とてもありがたい道案内なのです。

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三角寺の標高は約370㍍で、自然豊かな素晴らしい

古から続く、遍路路が復元されています。整備も良好。

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三角寺に到着。と、思ったら、物凄い急な石段が

頭上に現れて、大ショック(weep

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でも境内では、秋なのに  が咲いて、大歓迎 sign02

聞けば、「四季桜・しきざくら」と云うそうです。

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若干ながら、木々も秋色の気配が感じられました。

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三角寺からは東進。県境を目指します。

山腹のトラバース道からは、左手に瀬戸内海と島々の

眺望が広がって見えました eye

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川滝町は山間に田畑が広がり...牧歌的な光景。

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最後はひたすら続く上り坂を、県境のトンネルまで

歩き通し、歩行終了。

これでようやく、伊予路も卒業になります。

遍路道は、徳島⇒高知⇒愛媛⇒香川と順繰りに続くと

思われていますが、実際は、愛媛⇒徳島⇒香川 と、

最後の香川に入る前に、徳島に再入場することになります。

次回は、四国一標高の高い札所(標高約900㍍)の66番

札所の雲辺寺に登る...最難関行程となりますが、

晩秋の紅葉狩りmapleの遍路旅に期待しましょうnote

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今回も話題の軽量ランニングシューズの「ON」を

履いての参戦でしたが、三角寺の山道もこなして

くれました。

しばらくは、「ON THE 遍路道」が続きそうです。

ベースキャンプ高松店スタッフ