うどん県、ベースキャンプ高松店です。
四国有数の山岳縦走路、剣山系の三嶺~剣山の
日帰り縦走のレポートが届きましたので、ご案内致します。
このルートはヤマケイの6月号の「全国テント泊ベストルート31」
にも取り上げられて、非常にお問い合わせの多いコースです。
今回は単独での周遊山行スタイルになります。
出発は朝6時。三嶺登山口の名頃(なごろ)からのスタート。
最初の取り付きが登山道整備中で、若干変わって
いましたが、直ぐに従来の道と合流します。
登山中の水場は2ヶ所。三嶺山頂下の水場を確認。
*浄水器が必須です。今回は2㍑を用意して、実際は
1.5㍑を消費しました。夏場は3㍑位は必要ですね。
美しい笹原の先に、日本二百名山の「三嶺」の山頂。
赤屋根は避難小屋。その右奥に山上池。
この三嶺(徳島側・みうね、高知側・さんれい)の人気は、
四国NO1~2の呼び声も。
標高1893㍍の三嶺山頂に到着。徳島・高知の県境に位置します。
今回のザックは、カリマー社の ultimate22 を使用。
超軽量670gで、強度も高く、シンプルで使い勝手が良いです。
ちなみに価格は15,400円(税込)。日帰りにお勧めですよ。
左右のサイドポケットには3段折り畳み式のストックと
500mlの水筒を収納しています。
三嶺から南下し、カヤハゲのアップダウンを繰り返し、
物部白髪山(ものべしらがやま)の分岐から、進路は東へ。
北側には先程登った三嶺の山並みが広がって見えます。
丸石(標高1684m)まで到達。途中には平和丸、
高ノ瀬(こうのせ)と幾つかのピークを越えますが、
余りアップダウンを気にすることも無く、笹原の中に
延びる1本の縦走路を快適に歩くことが出来ました。
*雨天や雨天後の歩行には雨・露除けのスパッツが便利です。
ここからは真正面に、次郎笈や剣山の素晴らしい展望が開け、
心ときめく縦走路となります
次郎笈の北側トラバース道。ここには最後の水場。
振り返れば、三嶺から続く縦走路が見える。
次郎笈(じろうぎゅう・標高1930㍍)の山頂を往復
すれば、最後は眼前の日本百名山の剣山(標高1955m)
を残すのみ。
最後の登りで振り返り見た、次郎笈。
無事、見ノ越(みのこし)に下山。
トイレがリニューアルされていました。
山岳行程では時間にして、約8時間。20㌔の行程になりました。
ここから登山開始の名頃までが、約10㌔、2時間の
車道歩きになりましたが、結構ハードなので、
山中での1泊の行程をお薦め致します。
ベースキャンプ高松店スタッフ