2021年6月 7日 (月)

三嶺~剣山 日帰り縦走

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

四国有数の山岳縦走路、剣山系の三嶺~剣山の

日帰り縦走のレポートが届きましたので、ご案内致します。

このルートはヤマケイの6月号の「全国テント泊ベストルート31」

にも取り上げられて、非常にお問い合わせの多いコースです。

今回は単独での周遊山行スタイルになります。

Cid_179e55f025cfb34ae41

出発は朝6時。三嶺登山口の名頃(なごろ)からのスタート。

最初の取り付きが登山道整備中で、若干変わって

いましたが、直ぐに従来の道と合流します。

Cid_179e55f532d3a5bdee83

登山中の水場は2ヶ所。三嶺山頂下の水場を確認。

*浄水器が必須です。今回は2㍑を用意して、実際は

1.5㍑を消費しました。夏場は3㍑位は必要ですね。

Cid_179e5600de248270e51

美しい笹原の先に、日本二百名山の「三嶺」の山頂。

赤屋根は避難小屋。その右奥に山上池。

この三嶺(徳島側・みうね、高知側・さんれい)の人気は、

四国NO1~2の呼び声も。

Cid_179e560570b2f2b04e93

標高1893㍍の三嶺山頂に到着。徳島・高知の県境に位置します。

今回のザックは、カリマー社の ultimate22 を使用。

超軽量670gで、強度も高く、シンプルで使い勝手が良いです。

ちなみに価格は15,400円(税込)。日帰りにお勧めですよ。

左右のサイドポケットには3段折り畳み式のストックと

500mlの水筒を収納しています。

Cid_179e560f85458cc72e52

三嶺から南下し、カヤハゲのアップダウンdownupを繰り返し、

物部白髪山(ものべしらがやま)の分岐から、進路は東へ。

北側には先程登った三嶺の山並みが広がって見えます。

 

Cid_179e561897f78442cea1

丸石(標高1684m)まで到達。途中には平和丸、

高ノ瀬(こうのせ)と幾つかのピークを越えますが、

余りアップダウンを気にすることも無く、笹原の中に

延びる1本の縦走路を快適に歩くことが出来ました。

*雨天や雨天後の歩行には雨・露除けのスパッツが便利です。

ここからは真正面に、次郎笈や剣山の素晴らしい展望が開け、

心ときめく縦走路となりますnote

Cid_179e561a7bed9876ec2

次郎笈の北側トラバース道。ここには最後の水場。

Cid_179e5623b6a8d14e3e81

振り返れば、三嶺から続く縦走路が見える。

Cid_179e561c3dbf7c099e63

次郎笈(じろうぎゅう・標高1930㍍)の山頂を往復

すれば、最後は眼前の日本百名山の剣山(標高1955m)

を残すのみ。

Cid_179e562614b22692dea2

最後の登りで振り返り見た、次郎笈。

Cid_179e56285d63739e4e83

無事、見ノ越(みのこし)に下山。

トイレがリニューアルされていました。

山岳行程では時間にして、約8時間。20㌔の行程になりました。

ここから登山開始の名頃までが、約10㌔、2時間の

車道歩きになりましたが、結構ハードなので、

山中での1泊の行程をお薦め致します。

ベースキャンプ高松店スタッフ