本日のブログは少し長い文章になっております。
構成は三部作です。
1 コロンビア直営ショップ
2 物々交換の思い出
3 夜の飲み会と所感
1 コロンビア直営ショップ
ポートランドは比較的大きな街なので、アウトドアのお店も多いのですが、本日は昨日のキーンに続き、ポートランドで生まれたブランド、コロンビアスポーツウェア(以下コロンビア)のダウンタウン直営ショップへ行ってきました。
そう、あの有名なコロンビアブランドはこのポートランドの地から生まれたのです。
ポートランドは自然豊かな街で、サイクリストも多いですし、近くにある富士山似のマウントフットでは年中スキーやスノーボードが楽しめるみたいで、とにかくアウトドアが盛ん(とのこと)。
職業柄、街の人達の着用している様々なブランドをチェックしてしまうのですが、やはり圧倒的にコロンビアの着用率が高く感じました。
また、ナイキもすぐ近くに本社を置いているからか、シューズはナイキが多いです。
リサイクルショップがあると何か面白いものがないか寄ってしまうのですが、服やシューズはコロンビア、ナイキ、アディダスが本当に多く思います。それだけ数多く流通しているということなのでしょう。
こちらがコロンビア、ダウンタウン店直営ショップ
何といっても二階建てで広々した店内。当然、全てがコロンビアブランド。
創業者の本なども販売していました。
店に対してのコメントを書く用紙までおしゃれ。
恐らくこの広さは、直営店の中でも一番といっていい程の広さなのではないでしょうか。
店員さんも合計で10人以上いました。
お客様もたくさん出入りしていて、さすが本拠地、賑わっていました。
買い換えなければいけないものランキング1位が防水パンツであったため、コロンビア製、防水透湿素材オムニテック(コロンビア独自開発)のパンツを購入。
いい買い物が出来ました、発祥の地で購入というだけで記念品です。
ちなみに、今まで使っていた防水パンツは、「ケシュア(Quechua)」というフランスのアウトドアブランド。昨年9月ジャスパーで出会ったさすらいの登山家タカさんとぶつぶつ交換した思い入れのあるアイテムでした。
2 物々交換の思い出
◆物々交換の詳細
私の品「ブランド不明、スキーパンツ」・・・入手方法:カナダ、プリンスジョージで全てを盗難された際に、自転車ショップの人が憐れんで無料でくれた。
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タカさんの品①「ケシュア防水パンツ」・・・入手方法:ヨーロッパかどこかで知り合った自転車乗りが、もういらないからと無料でくれた。
②「マーモット2.5層防水ジャケット」・・・入手方法:どこかのリサイクルショップで安価に購入。一応予備分のため必要なしと判断。
タカさんは雪山に登るためスキーパンツが欲しく、かつ私が盗難にあい、まともな防水
アイテムを持っていないことを憐れんで交換してくれたのでした。
アイテムも巡り巡って、色々な人のところに行くのですね。思い出の品ですが、製造年数が経っているからか、お尻やら太もも部分やらが破けてしまったのでさすがに捨てます。今まで頑張ってくれました、ありがとう。
ちなみに、コロンビアショップの隣にはマウンテンハードウェアのお店もあります。
・マウンテンハードウェア 直営ショップ
クライミング用品で作られたシャンデリアがかっこよすぎる・・・。
帰りに見つけたモンベルショップ。
3 夜の飲み会と所感
夜はホステル主催、音楽を聴きながらお店で飲み会イベント。
合計20人くらいの参加ですが、当然日本人はおらず、言語は全員英語。
ちなみに私もお酒の力で会話は善戦したつもりですが、酔っぱらったネイティブ同士の会話は1ミリたりとも理解できるはずがありませんでした・・・。
うぬぼれていました申訳ありませんでした。
私が会話する際の手持ちカードは、当然現在自転車旅行中という話なのですが、大体の相手が
「今カナダのバンクーバーに住んでいるけど、通った?」
「私はカナダのビクトリア(バンクーバーのすぐ隣)出身だよ」
「シアトル出身なんだけど、ワシントンはどこの街を通ったんだい?」
「カリフォルニアから来ているんだけど・・・?」
いやー、ビックリするくらい大きな街の話題しか出てこないですね・・・。
特に、バンクーバー、シアトル、カリフォルニアは重要頻出単語なのですが、どこも通っていないせいで何も言えないという・・・。
当然、
「ワシントン州はどこを通って来たのか?」
という質問になるのですが、
「真ん中あたりの平原を突っ切ってきた」
というと
「はぁ!?マジかよ(何もないだろ)・・・」
という感じで、全く共通の話題にならないという悲しさ・・・。
あれ、なんか私間違ったことをしてきたのだろうか。
せっかく通過するなら、その国の有名な(大きな)街を通過した方が、将来的にも話題性や感性や文化の理解の上でも良いのは重々承知していたつもりですが、改めて再認識させられた出来事でした。
そりゃ、確率的にも人口の多い大都市から旅行に来ますよね。
ただし、自転車で大きな街に行こうとすると、交通量と共に事故の危険性が増したり、盗難の確立が増えたり、テント泊が出来なかったりといろいろ面倒であるというか気が気でないことは間違いないので、ストレスと経験値のバランスをとることが非常に大切なのだと思います。
その分、バックパッカーは移動方法も宿に関しても気楽なので、大きな都市を巡り歩き、広く大きく、いいとこ取りで世界都市の経験値を積むにはもってこいの方法ではないかと思いました。
今日分かったのは、自転車でワシントン州の人のいない平原を走った経験は、ワシントン出身者にすら全く共感されないという悲しさ・・・。
夜7時から始まり、なんだかんだ深夜2時に帰宅。アルコールの力もあり、頑張って英語で話し込みました。これからアメリカのどこを通ろうかな・・・と考えながら帰路につくのでした。
(更新日時2017年1月11日)
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☆★本日紹介したアウトドアブランドのアイテム紹介★☆
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