2016.07.25

ワトソンレイクでの所感、自転車旅行での目標について。

ここ数日、ワトソンレイクの街を一通り回ってみて思ったことですが、ここにきて一気にサスカッチに関する本が異様に増えました。

 

サスカッチ、ビックフットとは…

※「BIGFOOT【ビックフット】…アメリカの獣人。アメリカ版雪男みたいなもので、巨大な足跡と姿の目撃多数」

※「SASQUATCH【サスカッチ】…カナダ版ビックフット」

 

多分もう67種類の本をみているのですが、将来その手の本を書きたいと思っている私として驚いていることは、著者が皆異なるということではないでしょうか。様々な学者や研究家、そして個人が、グラフィックとか統計とか手書きのローカルな目撃場所などを記載しながら本を出し、結果、それらが小さな町の本コーナーに並んでいます。

素晴らしいことではないですか。

今回好奇心に負け、『ザ ベスト オブ サスカッチ ビックフット』JohnGreen著という本を購入してしまいました。$20

 

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この本にした理由は二つ。

1 この本には、1977年と1999年に集計された、目撃情報、足跡発見情報、その両方、に関するマップが記載されているんですが、そのデータが他の本でもよく紹介されている(Greenマップ)。つまりは、ビックフットに関する体系的な情報集計では、唯一というか、かなり有名なデータマップであり、その元となっている本である分利用価値が高い。

 

2 軽い。安い。

 

さて、そのGreenマップ、読み解くと非常に面白いことが分かってくるんですが、あまり細かく書くとキリがないのでとりあえず要約の2点だけ。

 

    「今から本格的にサスカッチテリトリーへ突入!」

アメリカ、カナダ全テリトリー対象に、サスカッチ統計情報が多い場所順にいうと

1 米カリフォルニア州 

2 米ワシントン州 

3 カナダブリティッシュコロンビア州 

4 米オレゴン州

となっています。

つまり、これから私が南下し通ろうとする全地域一体が目撃場所ということになります。ちなみに、私が今いるのはカナダのユーコンテリトリー州で、次に突入しようとしているのがブリティッシュコロンビア州ですが、目撃数の合計値でいうとYT=7 BC576 と実に80倍以上の差があり、この2州間でサスカッチ情報に関する明確な線引きが確認できます。

 

    「1977より1999年の方が情報数が2倍弱増えている…正直残念」

77年より99年の方が情報数が増えていて、うれしくなると思いきや、私は正直残念に感じます。元も子もなくなるかもしれませんが、普通に考えて、2mくらいの獣人が、生け捕りとは言わなくても死体も何も発見されないまま近年になればなるほど情報が増える、というのは起こりにくい現象だからです。つまりは、有名になりすぎたことによるフェイクや見間違いやらが絡み合い、とにかく情報が混乱していることを意味していると考えます。当然、それらを考慮しこのマップを利用しなければなりません。

 

さて、私には日々こなさなければならないタスクが複数存在しているのですが、これからさらに大変になりそうです。

1      自転車での走行。(旅の根幹部分ですが、頑張りすぎるとへとへとになるので日々体力を見極めながらマイペースに)

2      ブログ作成。(今後はちょっと時間配分を減らす可能性あり)

3 英語の勉強。(これを頑張らないと、一生能力が伸びませんので。あとは、今回のサスカッチの本でも思いましたが、そもそも世界に溢れた情報の大多数が英語であるため、一定以上の専門情報は英語とその多言語(和書)との組み合わせで調べていく必要性を痛感しました。)

4 スペイン語の勉強(メキシコ以南に向け、オラーとグラシアスはマスター済み。)

5 翼竜に関する本の和訳(日本から持ってきた本、単語が結構難しい)

6 サスカッチに関する本の和訳(今回購入)

 

結論、これから南下する走行は、サスカッチ探索に時間をかけていきます。

目標は、地元の生の情報聞き込みと、自身での足跡発見です。

特に、ビックフットで最も有名な映像「Patterson Film」というのがあるのですが、その撮影現場付近も走行するため、そこに実際行くことができるのかどうか、も非常に重要なカギとなることは間違いありません。なんせ、ネッシー写真と同レベルといっても過言ではないほど、世界に大きく影響を与えた映像ですので。

 

また、別の未知動物の話ですが、オーカナーガン湖の水棲獣「オゴポコ」調査(といっても湖を眺めるだけかも)10日間くらい行うことにしました。

さらにさらに、「ヒツジ男」発端の街、米カリフォルニア州サンタポーラ、少し前に話題になった「フライングヒューマノイド」発端のメキシコ、テオティワカン遺跡など、未確認動物を中心にした行程へ大きく変貌していくと思われます。

ええと、ウシュアイアという南米の遥かかなたの先っちょは、さらにどんどん遠くなっていく一方になりそうですが、正直サスカッチのリアルな足跡やオゴポコを実際目撃できた方が、私の人生観が大きく変わると思われますので・・・何卒ご了承下さい。

 

ちなみに、サスカッチに関し、ワトソンレイクのビジターセンターのおばちゃん聞くと、「若い人は信じないだろうけど、年を取っている人はみんな信じている。神話?神話ではないわ。あなたもサスカッチには気を付けてね」とのことでした。

さあ明日、問題なければワトソンレイクを出発します。

ではまた!!

(更新日時2016年7月26日)

コメント

雪男に食べられないように気をつけて!自分の来月ボストン行ってきます。サスカッチ情報あったら共有しますね

長谷川さんお久し振りです。ホワイトホースでお会いした安田です。昨日帰国しました。
僕の旅は昨日で終了してしまいましたが、長谷川さんの旅は続いてらっしゃっると思うと僕自身とても嬉しいし、自分のことのようにワクワクしながらブログを拝見させて頂きました。
今後も長谷川さんの旅は、遥かなる南米へと続きその後の未確認生物の研究の旅へ向かわれることでしょう。くれぐれもお体等々にはお気をつけ楽しんでくださいね!無事に日本に帰国され、お会いできる日を楽しみ待っています。