今日はほぼラストの日とあり、荒れたキャンプ場と記載されたキャンプ場へ。
到着後歩いてみると、整備された集落もあり、管理されている雰囲気が漂っていたので大分油断しました。
いや、だってこれ、写真見てもらえればわかると思いますが油断するでしょ。
たき火をし、夜食。
最終日、ここにきて残っている豚肉があったのですが、若干腐りかていたので、後で燃やそうとたき火横へ。
夜食を食べている最中でした。
ドドッ(足音)バキバキ(枝の折れる音)
先ほど見た集落の原住民が、馬か何かで山道を走っていて、こちらに近づいてきているのかと思いきや、
ドドッバキバキ
ドドドッバキバキバキ
ドドドドドドドバキバキバキバキバキッ
途中から尋常じゃないスピードで走り抜けている音になり、
最後は武田軍の騎馬隊かという迫力でこちらに迫ってきました。
姿は見えないのですが、音から察するに間違いなくとんでもない重さとスピードの何かがこちらに向かってきており、このままだとその何かと衝突すると本能で察し、咄嗟に5mくらい横に走って逃げました。
逃げながら振り返って一瞬見えたのが、猛スピードでたき火付近を走り抜ける巨大な黒クマ。
多分、全速力のスピードをお出しになられていたのではないかと思われます。
見えた瞬間、なぜかまた猛スピードで元の方向に帰っていきましたが、ごはん、というか、腐りかけた豚肉のにおいで猛ダッシュでこちらに来て、人間がいたので驚いて帰ったと思われます…。
◆今年の死ぬかと思ったランキング
◆ユーコン川での思い出ランキング
◆人生での熊に突撃されたエピソードランキング
全て暫定1位。
もう、あの勢いは、熊スプレーとかいうレベルではないです。
熊の全速力は、武田の騎馬隊くらいの迫力ということを永延と語り継いでいきたいと思います。
警戒しつつ、即、テントを畳み、多少離れた小さな無人島に泊まりました。
私から、ユーコン川を下ろうとしている方へアドバイス
① 大きな島は、普通の陸と同じレベルで熊を含めた様々な動物がいるのでテント泊は避けよ。
② ムースやその他動物の足跡がたくさんついている付近は、熊も来るのでテント泊は避けよ。
③ 食べられない腐った肉を大切に持ち歩いているなら、即燃やすか破棄せよ。
→これが一番大事。
本気でシャレにならない。
(更新日時2016年8月15日)
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