なんだかんだで昨日の疲れが激しかったらしく、起床後の出発準備が遅れ、昼頃までかかってしまうことに。
だらだらテントを収納していると、なんと管理人夫婦が昼ごはんにホットドックを一緒に食べないかと・・・。
もちろん食べます!!!
キャンプ場内の広場に行くと、おじいちゃんおばあちゃんが2ペア登場、子供たちも6人集まり、みんなでホットドックタイムへ。
ホットドックをほおばりながら、頑張って英会話を楽しみました。
こちらがネナナの街の人口を聞くと、
街のおばあちゃん「大体500人くらいかしら・・・」
街のおじいちゃん「そして、君で501人目だ・・・わははははは」
多分これがアメリカのノリなんだな、と勉強になりました。
また、キャンプ場運営は20年前から始めたこと、集まった子供6人中、5人が自分の子供であることなどを話しました。管理人、5人の子供のお母さんでした。多い!
「今、日本では子供を産まない夫婦も多く、日本の重要な社会問題となっています。」
というと、
「そうなの?」
と驚いていました。
続けて「さらに日本では数多くの社会問題、例えば年金問題、消費税の増税、政治家の定員削減や高齢者の再雇用促進などを抱えておりますが、最も根底的解決策の糸口は、やはりいびつな人口ピラミッド、いわゆる少子高齢化の改善、平たく言うと若い人口が増えることによる新たな労働力の獲得だと私は考えます。しかし、その若い世代に限り政治不信に陥り、かつ選挙の投票率が低いため、政治家もなかなか若者優遇の解決策が打ち出せずにいる、そんな悪いループが続いている状況です。」
と言おうかと思いましたが、おそらく伝わらないなと思いやめました。
あと、2日前まで大阪出身の日本人がこのテント場に自転車で来て泊まっていった、とも教えてくれました。
アラスカに来てからの初めての日本人情報・・・しかも2日前・・・
果たして、どこかで遭遇することはあるのか、どんな人物なのか、些細な価値観のすれ違い等でつまらぬケンカなどしてしまうのか・・・乞うご期待である。
テナナの街の家。ペイントされた家が多い。
そんなわけで、昼過ぎから出発しましたが、これがまたこれでもかというアップダウンが続きに続き、多分平らな道が10パーセントもないという状態でかなりきつい・・・
走行途中、いきなりぬいぐるみが道路を見つめています。
足早に立ち去りましたが、こういう、「単体だと何でもなのに場所とセットになると急に気味が悪く思える現象」ってなんていうんだろう・・・。
ようやくフェアバンクスに到着したころには22時過ぎで、結局この日も100キロ以上走りました。ようやく見つけたテント場、しかも自転車乗りが三人くらいすでにテントを張っていて、ここなら安心して泊まれそうです。
テントを張り終え、深夜の食事も終わらせ寝るための準備で何気なく歩いていたら・・・
金を払ってくれとは・・・
ああ、なんか、確かにすごいワイルドだなと思っておりましたが、周り、単なる不法滞在者でした。
お金払ってここに泊まることにしましたが、果たして・・・
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