ベースキャンプ高松店です。
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8月15日~16日の二日間で、「四国の屋根」、石鎚山系の
大縦走に行って来ました。今夏のスペシャル・プランです。
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初日は西之川登山口から瓶ヶ森へ登り、山上で宿泊。
翌日は車の回送で、土小屋へ移動し、石鎚山に登り、
そこから二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森へと縦走すること、
約9時間半... 山系西側の梅ヶ市へ下山。
長くて厳しくも有り、それでいて愉しい...ロングトレイルに
大満足の山旅になりました。
それではレポートです。
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石鎚山ロープウェイ山麓駅から、しばらく林道を行くと、
西之川登山口が在ります。道が悪いので、車は手前に
停めて、100mぐらい歩いて、入山。
ちなみに東之川コースより「難路」と云われています。
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「お~っと 危険 」 十郎あれ と呼ばれる地点。
東之川より難易度が高い理由が分かります。
それでも沢沿いのルートは涼しさが違いますが...
う~ん。でも安全に登るのには、やはり「東之川コース」が
お勧めですかね。
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山名の由来の「瓶壺」。
この水場へダイレクトに登れるのもこのコースならでは。
「冷たくて、気持ち良さそ~う。」
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瓶ヶ森・女山(かめがもり/標高1,897m)に登頂。
標高差約1500mを登り切りました。
男山のピークにも立ち寄る予定でしたが、雷が
鳴り始めたので、足早に避難小屋に下りました。
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瓶ヶ森のテント場には先約が1組だけ居らっしゃいました。
夏場のお盆休み中だと言うのにほぼ貸切状態。
周辺は一面の笹原が広がり、開放感に富んだ
気持ち良い場所です。
奥には明日登る...石鎚山が見えていました。
今宵は瓶ヶ森の山上で宿泊となりました。
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夜中に雷と雨が激しく降りました。
気温も一気に下がり、かなりの冷え込みに。
思わず、フリースを着込みました。
朝方には星がキレイに見えていました。
「ペルセウス座流星群には、少し遅かったぁ。」
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翌日は土小屋へ移動し、まずは石鎚山への登り。
登りの途中で木々の間から、ご来光を見ることが出来ました。
「お天気は良さそう...」
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モノゲンロートの石鎚山。
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石鎚山弥山山頂(標高1,974m)から、これから歩いて越えて行く...
二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森の連なりを確認。
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縦走中、面河渓方面への分岐で看板が有り、
大雨に依る崩落で通行止めとのこと。
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石鎚山から二ノ森間は、笹が生い茂っていて、朝方は
レインスパッツを履いていないと、朝露で靴の中まで
ビショビショになります。
深い所では胸位の高さまで有り、スパッツでも無理かな?
レインパンツとスパッツの共用が必要です
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中央の尖った山容は、二ノ森。
四国のハイカーあこがれの縦走路。
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縦走路には笹が覆いかぶさり、足元が見えにくく
なっていますので、この点も要注意
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振り返れば、奥に石鎚山本峰。
お天気は良かったのですが、この時間になり、
ガスが湧いて来ました。
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二ノ森(にのもり/標高1,929m)に到着。
ここまでがとにかく長かったですが、ここでちょうど半分くらい。
石鎚山と堂ヶ森の中間点に聳えているので、日帰り登山だと
かなり難易度が上がります。
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二ノ森を越えて、笹原の気持ちの良い鞍瀬ノ頭への登り。
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鞍瀬ノ頭(くらせのかしら/標高1,889m)に着きました。
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下界は猛暑。西条市では最高35℃超え
ガスが湧き上がりますが、歩く分には涼しくて、
快適に歩くことが出来ました。
ガスの切れ目から、堂ヶ森が現れました。
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堂ヶ森(どうがもり/標高1,689m)。
下山は梅ヶ市登山口へ。
そして無事、大縦走の完成となりました。
2日目は歩行距離は約13㌔。登り約1,000m、
下りは約1,700mでした。
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bベースキャンプ高松店スタッフ