うどん県、ベースキャンプ高松店です。
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5月14日は、はるばる四国を抜け出して、
鈴鹿山脈の盟主の御在所岳に登りました。
天候は曇りときどき晴れ。山頂部はガスが流れていましたが、
高度を下げると下界は晴れていました。
風がそよぎ、かなり歩行条件は良かったです。
登山者はかなり少なく、静かな山行が愉しめました。
それではレポートです。
行きも帰りも新名神の集中工事に巻き込まれて、
大分時間が掛かりましたが、中道登山口の駐車場は
本当に稀なことですが、問題無く駐車出来ました。
今回も登りは中道、下りは裏道を通る...周遊コース取り。
花崗岩が浸食した登山道は独特の景観があります。
それにしても最初から急な登りが続きます。
「登り甲斐がホント有りますね」
中道を選択したのは奇岩に出会えるから...
こちらは、「おばれ岩」。
上空には御在所岳の山頂部に伸びるロープウェイが
見えています。「あそこに登るのかぁ」
「上まではかなり遠いねぇ」()
こちらは「地蔵岩」。
絶妙なバランスで留まっています。()/ 凄い!
そして「キレット」と呼ばれる岩場にチャレンジ。
鎖が設置されているので、安全に下れますが、
スリル感がこの中道コースの人気を高めている様に
感じました。
林床にはハルリンドウが一杯
急登に一服の清涼剤を与えてくれました。
そしてイワカガミも...
四国では滅多にお目に掛かれない...貴重なお花です。
岩との格闘が続きます。
ナカナカ手強いです...
手も使い、身体を引き上げることも、しばしば。
「足の長い人が羨ましい」
でも面白さが溢れている道のりかも?
誰もが余裕の笑顔ですもの。 ()
時折雲が流れ、青空がチラホラ。
もうすぐ、稜線が近いぞ~
山頂部に到着。
お目当てのシロヤシオをようやく見付けました。
実はこのお花を見たくて、山行計画したのですが、
どうやら今年は裏年らしくて、開花木が極端に少なかったです。
昨年の同時期はお花が満開で、登山者、そして観光客が
ごった返していたのに...
今日のランチはロープウェイ施設の展望所で
お弁当を広げました。
外気温は16℃でした。
昼食後にスキー場を登り、山頂を目指しました。
標高1,212mの御在所岳山頂に登頂
鈴鹿セブンサミットにして、日本二百名山。
滋賀と三重の県境に当たります。
ガスが流れて、展望は得られませんでしたが、
遠くに琵琶湖らしいモノが見えた様な気がします。
下山は裏道を選択。
深い谷を沢伝いに下る...比較的歩きやすいコースと
云われています。昨秋は幼稚園児が集団で登って来たのには
驚かされましたが...
裏道も御在所岳ならではの楽しみがあります。
山上近くには沢が流れ、徒渉箇所も...
普通の土道はほぼ無くて、路面は岩や石だらけ。
「気が抜けません」
足元に集中して歩くので、結構疲れます。
この山はロッククライミングでも人気の山で、
こんな壮大な岩壁が広がっています。
この日も鋭い岩峰に登っているクライマーが見えました。
下ると青空が復活
緑の木々と白亜の岩壁の対比が素晴らしかったです
この風景が裏道ならでは...ですね。
下山口まではもう少し...
結構歩き応えがあり、面白かったですね。
<歩行データ>
歩行距離:約9㌔ 総上昇量:930m
総下降量:835m 総時間:5時間52分
レベル:初中級★★
アフターハイクは温泉で汗を流し、名古屋めしを頂きました。
味噌カツ丼~
幸せ、幸せ...
*写真は昨年のシロヤシオ。結構見応えがありました。
秋の紅葉シーズン、そしてシロヤシオにも再チャレンジしたいですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ