うどん県、ベースキャンプ高松店です。
夏の富士山のお問い合わせが、相変わらず続いています。
山開きも開催されて、気分は高まりますね。
「靴」「雨具」に続いて、今回はスタッフがお勧めしたいのは、
「アンダーウエア」のご紹介になります。
富士登山が他の登山と異なるのが、
「寒さ対策」と「高山病対策」です。

一般的に100㍍高度を上げると、気温は0.6℃下がります。
これを富士山頂に当てはめると、3776㍍なので、海抜0㍍の
平地に比べると、22℃ほど、低くなります。
平地30℃だと、山頂は8℃ということになります。
要するに山頂部は「真冬」で、極寒 です。(
)
また富士山は独立峰で、風が強い のも 有名。
「寒さ」に「風」が加わると、寒さの強度も変わります。

山を登ると汗を大量にかきますが、高度が上がれば、
その汗が冷たく感じられて、体温を一気に下げて行き、
体調不良を引き起こします。
いわゆる「低体温症」です。
そんなことは自分には起き無いと多くの方が
過信していますが、実際多いんですよ。
さて、これを予防するには、
肌に密着するアンダーウエアを
見直すことです!
お勧めのアンダーはこちら。

ファイントラック社ドライレイヤーベーシック
メンズは、Tシャツ ¥4,620(税込) 約46g

レデースは、ブラタントップ ¥6,490(税込)約52g
これらの特徴は、強力な撥水性を持たせたバリヤー効果でしょうか。
汗や雨を弾き、弾かれた水分を上に着ている生地に吸い上げさせて、
汗戻りを防ぎ、冷たくさせにくい構造になっています。
非常に柔らかくて、着心地も良くて、防臭効果も有り!
これらの効果は実際に体感出来て、多くの方から
「これは良かった」と仰って頂いており、
リピーターが非常に多いです。
*注意点は、
〇汗を吸い上げさせる、上に重ねるウエアが吸汗速乾であること!
〇また密着させた方が効果が上がること。
是非、富士山以外にも高所に行かれる方にはお勧め致します。

物凄~く、薄い生地です。ストレッチ性能もGOOD!

手に収まる...コンパクト性能もバッチリ!(写真はTシャツ)
重量の負担も 問題無し。

今季は品揃えも、物量もしっかり、ご用意致しております。

もう一つ、是非お勧めしたいのが、グローブ(手袋)です。

これも皆さんお持ちになられるとは思いますが、
意外と薄手の方が多く、出来たら、山頂部では
冬用に準じたモデルをご準備されるのがお勧めです。
神経の末端がどうしても冷たくなるので、ご注意ください。
*雨の日は、寒さと疲労で手先をつる方が多いです。

あと多くの方がグループで、もしくはツアーで登られる
ことが多いと思いますが、富士山ほど登られる方の体力・
高度順応力で登頂時間に差が出る山はありません。
つまり早く登れた方は後続を待つ必要性が高いのです。
ご自身でも一杯一杯なのに、とても下に降りて行き、
遅れた方の荷物を持ったり、元気付けたりは出来ないと思います。
だからその方が到着されるまで、防寒用のダウンや雨具を着込み、
出来るだけ温かい恰好で待つ必要があります。
40名程を御連れしていたら、どうしても1時間以上の
遅れは生じますので、そのことも頭に入れておいてくださいね。

なお、富士山名物のカレーライスの食事が美味しくて、
お代わりが出来る方は、体調的に全然問題ありませんので、
ご安心ください。
ベースキャンプ高松店スタッフ