うどん県、ベースキャンプ高松店です。
5月25日は四国から船に乗り、九州の
おんせん県に遠征。
別府のシンボルの鶴見岳(つるみだけ/標高1375㍍)に
登りました。
今回の登山口は別府ロープウェイ高原駅。
お天気は曇り時々晴れ。
下界では最高28℃まで上昇したそうです。
見上げた頂上部は遥か頭上で、ガスが掛かっていました。
「結構、厳しい登りになりそう...」
ここでは毎年春に恒例の海抜0mから山頂を目指す、
「べっぷ鶴見岳一気登山」が開催されていて、今回は
そのルートを辿ることに。標識が随所に設置されて、
心強い案内板になりました。
御獄権現火男火売神社(おたけごんげんほのおほのめ)を経由。
体温調整と安全登山を祈願。
この山はれっきとした活火山に属し、火山特有の岩が
ゴロゴロしていました。
植林帯を抜けると、まぶしい新緑の森。
下界では暑さでどうなるものか?と心配していましたが、
木々が強い陽射しをさえぎり、吹き上がる涼風が心地良く、
快適に高度を上げて行きました。
ゆるやかな道から、南平台分岐を過ぎると、
ジグザグの登りに。
登山道の整備は良好です。
急な箇所には鎖も設置されていて、安心!
樹林帯を抜けると、そこは見晴らしの良い山上部。
気温が高い為でしょうか?遠望は霞んでいました。
あこがれのミヤマキリシマの花
花はほぼ満開状態で、最高の時期に登れましたぁ。
日本三百名山、鶴見岳山頂!
平日だったので登山者は少なめで、10数名に出会ったのみ。
その代わりに一般観光客が多かったです。
ガスが掛かっていた対岸にそびえる由布岳も
一瞬ですが顔を出して、大感激。
山上のミヤマキリシマの群生地を散策。
結構花色に差が有り、これがナカナカ面白い。
遠くでは遠雷が鳴り始め、雲が掛かって来たので、
うまい具合でお天気にも恵まれた山行になりました。
登って来た時にはガスで覆われていた別府の街並みや
別府湾の展望も開けていて、ビックリ。
眼下に登り始めたロープウェイの高原駅が見えましたが、
物凄い高度差で、「ここを登って来たのか?」と
改めて大感激!
下山はロープウェイで。
約3時間の登りが僅か10分に短縮。
まぁ、四国から日帰りなので、仕方ありませんね。
おんせん県に来たのだから、当然、温泉でしょう!
別府明礬温泉で汗を流し、リフレッシュ!
大露天風呂からは鶴見岳がしっかり見えましたぁ!
湯舟から登って来た山を見上げるなんて、
最高の贅沢ですね。()
入浴後は温泉名物の「温泉蒸しプリン」と「温泉玉子」を。
これまた火山の恩恵にちゃっかり預かることが出来ました。
歩行距離:5.13㌔ タイム:3時間26分
総上昇量:871㍍ 山頂気温:20℃(PM14)
ベースキャンプ高松店スタッフ