うどん県、ベースキャンプ高松店です。
毎月一回、小豆島の遍路道を歩いています。
今月の歩行レポートです。
第11回目の来島で、いよいよ最終行程へ。
播磨灘を望む、島の東エリアを約14㌔歩きました。

まずは話題のスポットの「エンジェルロード」へ。
別名「天使の散歩道」。
いつもは海に浮かぶ島ですが、潮の満ち引きで、
干潮時には対岸の島につながる一本の道が現れるのです。
この日は午前と午後の2回のチャンスが有り、
フェリー
を下船後、直ぐに訪れました。
8:29の写真です(↑)。
余裕で対岸の島へ向かったのですが...

なんと、8:31には道の両側から潮が満ちて来て、ビックリ!
急いで「戻ってきてェ~」のコールを発出 (
)
中にはジャンプする人も... ギリギリ、セーフ
でした。

ちなみに8:37では、もう道の一部は冠水していました。
アッという間の出来事に一同、唖然。
本当に驚くべき自然現象を体感したのでしたぁ
それにしても天気が良く、海も抜群に綺麗でした。

今日は「クライミングのメッカ」の吉田エリアからのスタート。
岩峰群に数名のクライマーが取り付いていました。

吉田から山越えで福田エリアへ、山岳遍路道を辿ります。
新芽が芽吹く中を気持ち良く歩きました。

小豆島では常に山と海を行ったり、来たりの繰り返しでしたが、
山道はとにかく人気で、面白かったですね。

福田に下山後、街中の札所巡りへ。
ここ福田は姫路との航路が有り、京阪神から訪れる人も多い。

街中には「遍路道」の所在を表す「遍路導(へんろしるべ)」も残され、
「導かれている」という意識も強く感じられます。

さぬき百景「福田海岸」が望める高台で、海を眺めてのランチ
。
ポカポカ陽気と少し肌寒い潮風とのせめぎあいは、春ならでは!

島の東海岸のシーサイドウオーク
を愉しむ。
少し春霞が掛かり、遠望はクッキリと見えませんでした。

途上、遍路道とは離れ、かつて大阪城築城時に石垣として
切り出された場所を散策しました
。
今は「天狗岩丁場跡」として整備された、近年人気のスポットです。

巨石の間を登ったり、たまに潜ったり…

想定重量1700トンとも云われる「大天狗岩」で記念撮影。
圧巻の大迫力でした。 (◎_◎;)

そして島遍路最後となる結願札所の「87番海庭庵」へ。
青い海、緑の大地を歩き通した道のりも残り僅か...

南風台で歩行終了。
島一周約150㌔を、11回で歩く旅のフィナーレ!
「お疲れさまでした
」

アフターウオークは、「今が見頃」の島の春を告げる
鮮やかな黄色のミモザ咲き誇る道へ。
心の奥で、ときめく春の余韻に浸りながら、
島の遍路旅を締めくくることが出来ました。
島 旅 。 本当に愉しかったなぁ~。
ベースキャンプ高松店スタッフ