うどん県、ベースキャンプ高松店です。
昨年末、当店スタッフがサポートする「頑張らない遍路道歩き」の
第16期ツアー生の皆様と、室戸岬を目指す、海辺の遍路道を
歩いて来ました。この企画は、四国八十八ヶ所を完全踏破する
48行程(毎月1回開催)で、約5年にも渡る、長大な「歩く旅」なのです。
この回は、歩き始めて第11回目に当たりますが、3月の開催予定が、
新型コロナウイルスの影響で、開催が延び延びになっていました。
高知県最東エリアの東洋町から、室戸市の25番津照寺までの
約40㌔を、1泊2日で踏破する内容です。
歩きはじめて直ぐに、遥か先に室戸岬がまるで幻の様に見えて来ました。
山と海が僅かに接する、国道55号線伝いを南下。
2時間以上歩いても、人家が全く無い、ある意味で凄い区間です。
途中で「猿」と「鹿」と「蛇」を見ましたヨ ()
凪いだ太平洋... どこまでも続く地平線を眺めながらの
シーサイドウオークが延々と続きます。
「ひねもすのたり...」状態に
昔の人は、西の彼方を凝視すれば、不思議な力を授かると
信じていたそうです。この日は波音も非常に静かで、
うっとりする程、さざ波がキラキラと輝いていました。
薄曇りの天気は、次第に青空に変わり、
とにかく真冬とは思えぬ陽射しの強さに、皆さんビックリ
「寒波が来る筈じゃあ、無かったの~?」
途中で早春に咲くであろう、水仙が、もう開花していましたもの。
「入木」「佐喜浜」の2つの集落を越えて、防波堤の上を歩行。
海はいつしかコバルト・ブルーに。
単調なシーサイド・ウオークが続く中に、眼前にそそり立つ岩峰が!
鹿岡鼻の夫婦岩(めおといわ)が現れました。
台風の影響で、崩落が激しく、今は容易に近付けなくなりました。
二つの巨石の間には、立派なしめ縄が張られています。
1日目は、むろと廃校水族館 で歩行終了。
近年、超人気スポットとなり、急きょ見学タイム を設定
1日目は約23㌔の歩行になりました。
歩行後の 温泉 と 豪華な懐石料理
は、大好評!
3密を避けつつも、参加者の心が通い合ったひとときになりました。
ベースキャンプ高松店スタッフ