うどん県、ベースキャンプ高松店です。
足摺岬を目指す2日目のレポートです。
早朝からテレビニュースにくぎ付けです。
そう、日本列島が津波に騒然となった…あの日。
画面では土佐清水港の潮位が90㌢も上がり、
船が海に持ち上げられる映像が全国版で
繰り返し流されて、プレッシャーが半端ありません。
朝、海岸の高台に在るホテルで、
贅沢な朝食を頂きました。
ご飯が進む、おかずがいっぱいです。
ひとまず以布利港で情報収集し、歩行開始。
潮位は問題なさそうで、ひと安心。
緊張感を持ってのスタートでした。
暖洋性の常緑樹で覆われた森の中に続く道のりは、
ジャングルっぽくて、どこか冒険心がくすぐられます。
今まで歩いてきた道のりには無かった独特な風景に、
「これが足摺かぁ」と感慨もひとしお。
誰もが興奮気味なのが分かります。
そして再び太平洋沿いのシーサイドウオーク。
途中で以布利港に戻りました。
何故なら、ジンベエザメに会いに行くから。
大阪の海遊館がこの地で飼育しているのです。
今回も本当に有難く、見せて頂けることになりました。
大きな水槽を周遊して現れる度に歓声が上がり、
誰もがカメラ撮影に夢中です。
本当に良いモノが見れましたね。
港ではちょうど水揚げが上がったばかりで 、
沢山のお魚が種類ごとに仕分けされていました。
窪津の集落からは高台に登り、歩行再開。
行く手の左側には、青い空と海。
右側には緑の山並み。
山海の遍路道は贅沢ですね。
椿の木々が道を覆う様になると、
岬の先端が近づいて来た知るし。
木漏れ日が射しこむ、良い道です。
「岬」の看板が見えてきました。
遂に四国最南端に到達です ヽ(^。^)ノ
岬には四国霊場第37番金剛福寺が在ります。
36番からは約80㌔弱の遠~い道のりでした。
単純に3日半の行程が掛かりました。
実はこの区間は四国一札所間が長い区間だったのです。
参拝後は歩いて、岬の観光に繰り出しました。
絶景ポイントの「天狗の鼻」や椿のトンネルを通り、
海食洞門の「白山洞門」をぐるっと周遊。
そう云えば、足摺岬周辺は、昨年ジオパークに登録
されたみたいです。
ハート型の洞門だよ。
洞門からは外洋に船が通過していて、
ナイスな写真が撮れました。
2日目は約13㌔の道のり。
気温はやはり15℃ぐらいありました。
愉しい2日間となりました。
次回もお泊りで、土佐・伊予の国境を越えます。
ようやくこの旅の折り返し点ですね。
ベースキャンプ高松店スタッフ