うどん県、ベースキャンプ高松店です。
10月14日に、徳島県の 剣山 に登りました。
当店では、最近装備を揃えられる方の多くが
「まずは 剣山へ...」 と仰います。
そんな 一 番 人 気 の 山 です。
紅葉の山歩きに、最高の季節になりました。
見頃を迎えた剣山のレポートをお届けします。
この日は、晴れ。
国道438号から、剣山の北側からの本峰の全景です。
上部に紅葉模様が、確認出来ました。
貞光側からのアクセスでは途中で数ヶ所の工事区間が
ありましたが、通行制限程ではありませんでした。
それにしても、四国外ナンバーが多く、
「さすがは日本百名山」に名を連ねているだけに、
人気の高さを痛感させられました。
登山口は見ノ越(みのこし)。
リフトの西島駅まで、標高差330m、約1時間の登り。
そこからは山腹をトラバースする「遊歩道コース」を辿り、
次郎笈(じろうぎゅう)との吊り尾根へ。
途上、西に三嶺(みうね)と塔ノ丸(とうのまる)が見えました。
標高1800m辺りの木々は紅葉が始まっています。
樹間からは黄色・オレンジ・赤色がこぼれ見えて、
秋色の競演に、心躍ります。
足元には、モミジの落ち葉が降り積もり、ほぼ絨毯。
ここを訪れた人だけが歩ける、レッドカーペット。
またそこに木漏れ日が射し込み、「キ レ イ です」
前方に、次郎笈(標高1930m)が見えて来ました。
太郎(剣山)と次郎を結ぶ吊り尾根の北側の
広葉樹林帯の紅葉は、しっかりと進んでいました。
吊り尾根から見上げた剣山。
西日本第2標高(1955m)を誇ります。
ミヤマ笹に覆われた、たおやかな山稜です。
再びトラバース道に戻り、二度見展望所ルートを
通り、山頂へ。
山頂からは北側に雲海が広がり、塔ノ丸(標高1713m)の
長く伸びた稜線に掛かる 滝雲 が見えました。
雲海に浮かぶのは、丸笹山(標高1712m)。
下山は大剱神社コースへ。
途上で思わぬ 紅葉帯 に遭遇。
大剱神社から西側の紅葉風景。
ケーブルの西島駅付近から見上げた剣山本峰。
16:30過ぎ、夕日が山腹の紅葉帯を
明るく照らし出しました。
この日の気温は山頂で15℃ぐらいで、涼しかったですが、
これから冷え込めば、しっかりとした防寒具は必要です
アト、ザレている所も多く、しっかりとしたミドルカット以上の
トレッキングシューズがお勧めです。
また登山リフトを使えば、刀掛けコースで、
登り約40分で登頂も可能。初心者の方は、往復に
刀掛けコースを利用するのが良いでしょう。
ベースキャンプ高松店スタッフ