2021年10月
遍路道歩き ~伊予路~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
先日歩いた「遍路道歩き・伊予路」のレポートです。
今回は四国中央市の番外霊場・延命寺を出発し、
同市を横断し、愛媛と徳島の県境の境目トンネルまで
歩く、約31㌔の 超ロング行程 となりました。
愛媛県最後の札所は、第65番札所の三角寺。
愛媛は意外と山岳路が多く、最後まで本当に楽をさせて
貰えませんでしたが、歩く面白さが満載でした。
前夜の雨も上がり、気持ちの良い歩き出し...
国道11号線から1本入った、「旧道歩き」が延々と続きます。
南側には赤星山を主峰とする「法皇山脈」が望め、
その山並みに沿って東へ、歩いて行きます。
前方に製紙業が盛んな川之江・伊予三島の
工場地帯の煙筒群が見えて来ました。
その奥には香川の山並みもチラホラ。
長かった「旧道歩き」も終わり、いよいよ伊予の国、最後の
札所の三角寺への登りがスタート
この周辺は四国でも有数の「遍路導/へんろしるべ」、
いわゆる昔から残った道しるべが多く残っているエリア。
どでかい石の道しるべは、存在感があります
またこれが古来から続く遍路道の証しでも有り、
自分の歩いているルートが正解だと判るので、
正直、とてもありがたい道案内なのです。
三角寺の標高は約370㍍で、自然豊かな素晴らしい
古から続く、遍路路が復元されています。整備も良好。
三角寺に到着。と、思ったら、物凄い急な石段が
頭上に現れて、大ショック()
でも境内では、秋なのに 桜 が咲いて、大歓迎
聞けば、「四季桜・しきざくら」と云うそうです。
若干ながら、木々も秋色の気配が感じられました。
三角寺からは東進。県境を目指します。
山腹のトラバース道からは、左手に瀬戸内海と島々の
眺望が広がって見えました
川滝町は山間に田畑が広がり...牧歌的な光景。
最後はひたすら続く上り坂を、県境のトンネルまで
歩き通し、歩行終了。
これでようやく、伊予路も卒業になります。
遍路道は、徳島⇒高知⇒愛媛⇒香川と順繰りに続くと
思われていますが、実際は、愛媛⇒徳島⇒香川 と、
最後の香川に入る前に、徳島に再入場することになります。
次回は、四国一標高の高い札所(標高約900㍍)の66番
札所の雲辺寺に登る...最難関行程となりますが、
晩秋の紅葉狩りの遍路旅に期待しましょう
今回も話題の軽量ランニングシューズの「ON」を
履いての参戦でしたが、三角寺の山道もこなして
くれました。
しばらくは、「ON THE 遍路道」が続きそうです。
ベースキャンプ高松店スタッフ
アンダーウエアも衣替え
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
高い山は、一気に気温が下がって来ています。
お店では、アンダーウエア を、秋 冬 モデルに
変更される方が、次第に増えて来ました。
当店では日本製にこだわった、高機能モデルとして
すっかり認知された 「ファイントラック」 の
アンダーを着用される方が、多くいらっしゃいます。
肌をドライに、体温を守る ドライレイヤー L1 は、
BASIC/ベーシック から WARM/ウオーム へ。
昨日の山登りで、「寒さに耐えられない~(」)ので、
「買いに来ましたぁ」と云う人も...
(左)ドライレイヤー・ベーシック・ロングスリーブM'S ¥5,170(税込)
(右)ドライレイヤー・ウオーム・ロングスリーブM'S ¥5,940(税込)
また、別の方は、L1の上に重ねる L2 の見直しを。
L2 は、吸汗プラスアルファの快適さが続く
ベイスレイヤー の 定義です。
こちらは、メリノスピンライト ロングスリーブM'S ¥8,140(税込)
「薄く、軽く、温かい」をキャッチコピーに、
幅広いシーズンで着用頂けるモデルですが...
厳冬期まで対応する 温かさ を持つ、
メリノスピン・サーモ ロングスリーブM'S ¥9.130(税込)を
検討されている方もいらっしゃいます。
上に羽織るモノで、温かさを増す方が多いですが、
直接肌に重ねるアンダーウエアの見直しも、
是非ご考察にお加えください。
ベースキャンプ高松店スタッフ
ヤマケイ入荷!
温か新作モデル入荷中!
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
レデース・コーナーに、新作モデルが入荷中!
(左)マウンテン・イクイップメント
W'S レトロ ライトライン・コート ¥41,800(税込)
おなじみのダウンジャケットを女性用にロング丈のコートに
アレンジ。中綿は、600+フィルパワーのダックダウンを使用。
ヘビーデューティーな表生地は自然の風合いが感じられて、
着心地は柔らかく、包み込まれる様な感じがします。
重量:715g
(中・右)マウンテン・イクイップメント
W'S レトロ ライトライン・ドゥーヴェイ¥36,300(税込)
70年代のアルパインダウンジャケットを、当時のデザインのままに
ダウンの持つロフトを最大限に引き出す巾の広いステッチの間隔にし、
少し厚手の丈夫な生地で復刻。重量:600g
中綿は、コートと同じダウン素材で、共にフードの取り外し可。
街着として、とてもお洒落なアウターですね ()
これらの商品は、当店に初入荷となるメーカーです。
マウンテン・イクイップメント は、
イギリスに拠点を置く、アウトドアメーカーです。
そして、ノースフェィス からも、温かモデルが入荷
アストロ ライト フーディ W'S ¥37,400(税込)
コールドスポットを最小限に抑えた、軽量性と保温性の
バランスを取ったフード付きのダウンジャケットです。
中綿は900フィルパワーの良質ダウンを使用し、
生地に撥水加工を施し、雨を弾きます。重量:280g
また機動性と保温性を兼ね備えた、毛足の長い
ハイブリッド・フリース・ジャケットも入荷
ジップイン バーサ ミッドジャケット W'S ¥20,900(税込)
朝夕に寒さを感じる様になって来ました。
是非、新入荷商品を見にご来店ください。
お気に入りの際は、こちらもご活用を
開催期間は、25日(月)迄です。
ベースキャンプ高松店スタッフ
、
山歩きレポート ~那須岳~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
栃木県北部の日本百名山 「那須岳」 のレポートが
届きましたので、写真をご案内させて頂きます。
秋の移り気な天候に、行程が左右させられた様です。
お天気が良い日に、那須岳主峰の茶臼岳へ登頂
標高は1915m。ゴツゴツした火山岩が散乱し、
まさしく 火山 の山域を実感。
人もコロナ前と比べると少ないですが、沢山の登山者と
観光客がロープウェイを利用していました。
紅葉 は山腹で、しっかり見られた様ですね。
宿泊は三斗小屋温泉煙草屋旅館さんです。
早速、人気の露天風呂へ。
傾き始めた太陽のもと、周りは色づいた山の展望です。
まさしく秘湯、貴重な体験になりました。
ベースキャンプ高松店スタッフ
遍路道歩き ~土佐路~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
先日歩いて来た「遍路道・土佐路」のレポートです。
夏休みとコロナ蔓延の影響で、久々の歩きになりました。
今回は、中土佐町・四万十町界の七子峠が出発点で、
四万十町の拳ノ川までの、約25㌔ の歩行内容です。
この日もお天気に恵まれました。
先週までの暑さから一変。とても爽やかな気候で、
涼風が心地良く、歩行条件はバッチリ
(旧)窪川町エリアは、山に囲まれた田園風景が広がる...
ナントも のどかで、牧歌的な風景が続きます。
道沿いには、コスモスが咲き、「 秋 」を 体感
こうやって、季節感を間近に感じられることに、
ありがたさを感じる...そんなご時世ですね。()
周囲は 緑鮮やかな しょうが畑 が広がり、
今まさに収穫の最盛期を迎えていました。
いわゆる、「新しょうが」です。
高知県は「しょうが」の生産量が日本一なんですよ。
また窪川は、標高230㍍の高南台地に在り、
寒暖差が激しいのと四万十川中流域の水が良いことから、
ブランド米の「仁井田米・にいだまい」が有名な一大産地。
川は水量が豊富で、本当に水が澄んで、キレイでした。
お昼は人気の道の駅レストランで、地元の美味しいモノを
集めたランチを頂きました ご飯は当然、「仁井田米」。
近くの海ではカツオが上がるし、仁井田米を食べさせた
ブランド豚「四万十ポーク」や、「四万十鶏」 も...
「四国を味わい尽くす...」
これが遍路道歩きの楽しみでも(笑)
食後のデザートは、断然「しょうがソフト」で決定
しょうがの味がまろやかで、本当に美味しかったです
後でのどがスッとしましたよ。
昼食後は窪川の町を抜けて、出発点から約16㌔歩いて、
ようやく 「37番札所の岩本寺」に到着。
境内ではカラフルなアート作品が目を見張りましたぁ。
風に泳ぐ... 巨大な く じ ら です。
本日唯一の山岳路、「片坂の下り」は、標高差約180㍍を
一気に下ります。路面は乾き、とても歩き易かったです。
久々の山道に、緊張しましたが、やはり自然の道は良いですね。
振り返れば、どこを下ったのか?
全く分かりませんでした。そして、ゴール
久々の歩きで、「すっかり疲れてしまいましたぁ」()
そんな声が多かったですが、
完歩出来た達成感が、勝っていましたね。
今回は、当店で取り扱いが開始された「ON」の
「クラウド・ウオータープルーフ」を履いての参戦。
全くストレスを感じることも無く、快調でした 。
片坂の急な下りもOKでしたし...
ウオーキングにも、「ON」をお勧め致します。
「ON」の歩き仲間も増えています。
次回は山間を抜けて、再び太平洋との出会いが
ベースキャンプ高松店スタッフ
防寒着 ~マムート~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
先日来、四国の高嶺でも寒気の影響で、
一気に、冷え込んで来ました。
防 寒 対 策 が 必 須 で す !
ただいま、当店で 防 寒 着 が、フ ル に揃っているのが、
MAMMUT マ ム ー ト になります。
() こちらは、メンズ・コーナー です。
ゴアテックス仕様のアルパインジャケットから、
人気のソフトシェルやボリューミーなダウンウエア、
軽量・薄手で街着もOKなダウンウエアや
モコモコなフリースまで、幅広く品揃え中
そして、今シーズン、スタッフ間で評判が良いのがこちら。()
フレックス エアー イン ジャケット MEN ¥24,200(税込)
軽 量 で 温 か い 防 風・ 防 寒 ジャケット です。
そのお勧めの理由は. . .
まず、その軽さとコンパクトさ。
重さが僅か228gで、サイドポケットに収納が可能。
持ち上げたら、その軽さとしなやかさに驚きます。()
防寒着は、かさばるイメージなので、「素晴らしい!」です。
そして、その温かさ。
表地の裏には、ほぼ全体に渡り、起毛のライニングが装着され、
羽織った時に「包み込まれる様な」温かさが感じられます
()表と裏をひっくり返したら、こんな感じです。
白く見えるのが、起毛ライニング。
(左)フロントサイド (右)背中側
それ以外にも、表地のDWR加工に依る「耐水性」や、
3つのジッパー付ポケットを配した「収納力」や、
フロントに全開ジッパー採用の着脱の「容易さ」、
そのジッパーの裏のフラップ設定に依る「防風性の向上」など
「推したい」ポイントがいっぱい。
更に良いところが、これを実際に着て歩くことが出来ることです。
しなやかな素材で動きやすく、ダウンの様に暑くなり過ぎず、
ラインングが汗処理をしてくれます。
() こちらは、レデース・モデルです。
是非、店頭で試着してみてください。
歩き出し前のウオームアップ時や、
休憩中の体温低下対策に、
稜線に出て風に吹かれた時にも、
シチュエーションに合わせて、
脱いだり、着たりを繰り返す...
「レイヤリング」に活躍してくれそうです()
ただ今、「秋山応援フェア」開催中
期間は10月25日(月)迄です。
ベースキャンプ高松店スタッフ
紅葉レポート ~剣山~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
10月14日に、徳島県の 剣山 に登りました。
当店では、最近装備を揃えられる方の多くが
「まずは 剣山へ...」 と仰います。
そんな 一 番 人 気 の 山 です。
紅葉の山歩きに、最高の季節になりました。
見頃を迎えた剣山のレポートをお届けします。
この日は、晴れ。
国道438号から、剣山の北側からの本峰の全景です。
上部に紅葉模様が、確認出来ました。
貞光側からのアクセスでは途中で数ヶ所の工事区間が
ありましたが、通行制限程ではありませんでした。
それにしても、四国外ナンバーが多く、
「さすがは日本百名山」に名を連ねているだけに、
人気の高さを痛感させられました。
登山口は見ノ越(みのこし)。
リフトの西島駅まで、標高差330m、約1時間の登り。
そこからは山腹をトラバースする「遊歩道コース」を辿り、
次郎笈(じろうぎゅう)との吊り尾根へ。
途上、西に三嶺(みうね)と塔ノ丸(とうのまる)が見えました。
標高1800m辺りの木々は紅葉が始まっています。
樹間からは黄色・オレンジ・赤色がこぼれ見えて、
秋色の競演に、心躍ります。
足元には、モミジの落ち葉が降り積もり、ほぼ絨毯。
ここを訪れた人だけが歩ける、レッドカーペット。
またそこに木漏れ日が射し込み、「キ レ イ です」
前方に、次郎笈(標高1930m)が見えて来ました。
太郎(剣山)と次郎を結ぶ吊り尾根の北側の
広葉樹林帯の紅葉は、しっかりと進んでいました。
吊り尾根から見上げた剣山。
西日本第2標高(1955m)を誇ります。
ミヤマ笹に覆われた、たおやかな山稜です。
再びトラバース道に戻り、二度見展望所ルートを
通り、山頂へ。
山頂からは北側に雲海が広がり、塔ノ丸(標高1713m)の
長く伸びた稜線に掛かる 滝雲 が見えました。
雲海に浮かぶのは、丸笹山(標高1712m)。
下山は大剱神社コースへ。
途上で思わぬ 紅葉帯 に遭遇。
大剱神社から西側の紅葉風景。
ケーブルの西島駅付近から見上げた剣山本峰。
16:30過ぎ、夕日が山腹の紅葉帯を
明るく照らし出しました。
この日の気温は山頂で15℃ぐらいで、涼しかったですが、
これから冷え込めば、しっかりとした防寒具は必要です
アト、ザレている所も多く、しっかりとしたミドルカット以上の
トレッキングシューズがお勧めです。
また登山リフトを使えば、刀掛けコースで、
登り約40分で登頂も可能。初心者の方は、往復に
刀掛けコースを利用するのが良いでしょう。
ベースキャンプ高松店スタッフ
NEW ARRIVAL ~防寒具~
うどん県、ベースキャンプ高松店です。
秋 山 全 開 のシーズン・インですね。
お店では、「防寒具」の入荷 が本格化しています。
特に神経の末端の 「手先」・「足先」・「耳」辺りは、
よく冷え込みますので、しっかりと、入念に、
防寒対策をお願いしたいところです。<(_ _)>
店内通路横の「ウエア小物コーナー」には、
新作のニット帽や目出し帽が並び始めました。
耳を温かく保つ帽子類も入荷中!
こちらはFOX FIREの新作 。
今日はMILLETから、防寒グローブ も入荷
雪山にも使える...ごっつい タイプです。
下界ではまだまだ暑い感じですが、
高い山では、ワンシーズン先で考える必要があります。
しっかり装備でお出掛け下さいね。
ベースキャンプ高松店スタッフ