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2024年1月12日 (金)

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このたび令和6年能登半島地震で被災された方がたに心よりお見舞い申し上げます。

次第に被害状況が明らかになってきていますが、激甚災害指定を受ける規模となりました。

 

スタッフ戸田の実家は石川県・内灘町にあり、両親から一報を受けてすぐに石川県に向かうことにしました。

交通状況を念入りに確認し、辿りつける算段がついたからであって、よくわからないまま行くべきではないのは言うまでもありません。

被災した実家には3日間留まり、微力ではありますが復旧作業を行いました。

今回はその経験から得たさまざまな気づきをお伝えしたいと思います。

 

生活インフラについて。

水道・電気・ガスのうち、内灘町は幸運にも水道のみが使えない状態でした。

水道が使えないだけでも、飲み水、煮炊き、お風呂、トイレ、洗濯、、、これら全てに支障が出ます。

車が動かせる状態だった、給水開始が早かった、通水している地域が近くにあった等、幸運なことも重なり、私の実家に関しては比較的大きな問題にはなりませんでしたが、より条件が悪かった場合を想定すれば備蓄の水は必須と言えます。

一人当たり最低でも2L/日は消費するとして、給水が始まるまで早くて3日はかかると見た方がいいでしょう。

2L×人数×3日=備蓄の水量といったところです。

そして、これも行ってみて気づいたことですが、

大きなタンクに水を入れたものは使いずらいということ。

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高知を出る前にホームセンターであるだけのポリタンを買い、60L程度の水を満載して向かいましたが、

一つあたりが10~20Lのサイズだと、重量も10~20kgほどあり、高齢の人だと持ち運びがかなり億劫です。

結局、2L程度のペットボトルが一番使いやすかったのです。

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給水の時の手間はやや増えますが、日常的な使い勝手は小さい方がいいと感じました。

幸い両親は昨年や一昨年の能登半島地震を契機に水と食料を相当量備蓄していたので、すぐに尽きて困るということはありませんでした。

とはいえ、以下の写真のような状態では、通水するのにはかなりの時間がかかるのは想像に難くありません。

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断層がずれたことにより、隆起と陥没が酷く、最大で1mほどの段差が。

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液状化による被害も。

この地区では震度5弱の揺れで、津波による被害はなし。

それでもこの様相です。

 

高知県で想定される南海トラフ地震の被害予想では、津波による浸水は市内の広範囲に及びますので、かなり高確率で断水するのは疑いようがないでしょう。

家屋が喪失する可能性も考慮し、備蓄品の置き場所を自宅外にするというのも一つの考えです。

 

好日山荘では、備蓄用としてお薦めの商品を取り扱っております。

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【携帯トイレ】

断水し、仮設トイレが設置されるまではこれでしのぐしかありません。

被害の程度にもよりますが、仮設トイレ設置まで早くても2~3日はかかります。

必要数を備蓄しておきましょう。

 

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【ウォータータンクと浄水器】

内灘町でも起きたのですが、飲用できる水が出ないだけでトイレに流すのに利用できる程度の水は出るという状態。

このような時に浄水器があれば飲み水を作ることができます。

また、集合住宅によく設置している雨水貯留タンクの水も、浄水器を用いれば飲用にできます。

あるいは、完全に断水していても、濁りの少ない川の水なども浄水器で飲み水に変えることができますので、持っていると助かる道具の一つです。

 

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【寝袋とマット】

車中泊や避難所生活を想定するならこれも必須ではないかと思います。

災害関連死という言葉も、頻繁に聞くようになってきました。

高知県の真冬を想定するなら、寝袋は対応温度0~-6℃程度のものを用意しましょう。

マットはR値2以上で、頑丈さ優先ならクローズドセルタイプがお薦めです。

 

 

高知県にとって最大の脅威、南海トラフ地震

30年以内の発生確率は80%と見積もられています。

太平洋に面した島で、陸側は山に囲まれているという地勢を考えれば、いざ大きな災害が起きれば孤立することが避けられないのが高知県です。

防災の基本は自らで備えること。自治体を頼りにせず、できるところから揃えていきましょう。

お気軽にご相談ください。

2023年10月10日 (火)

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気づきましたか?
突如店頭に出現した巨大な四国地図のパネル。
そこには『四国山地横断トレイル』の文字が…

一般的には、石鎚山系と剣山系から主に構成される四国山地を、文字通り横断するトレイルのことを言います。
しかしそれに、当店スタッフの戸田がさらにアレンジを加え、四国最西端の愛媛県・佐田岬灯台をスタートし、四国山地を横断、四国最東端の徳島県・蒲生田岬灯台をゴールとするロングトレイルに仕立てて歩くことになりました!
四国山地どころか、四国を本当に端から端までを横断する意欲的なロード&マウンテントリップ!

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それに先駆け、店内では戸田が実際に背負って旅するザックと同じ重さのザックを背負ってみる事ができるように、15キロのザックを展示しております!
山間地でのデポなし無補給の重装備、皆さまぜひ体感してみて下さい。

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そしてこの四国地図が描かれた大きなボードは、戸田が今どこにいるのか他スタッフが連絡を取り合い、毎日戸田の足取りをピンでマークし、送られてくる写真なども掲示する予定となっていますので、こちらもお楽しみに!

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高知大丸ホームページ(ショップブログ)にも、四国山地横断トレイル特設ページがアップされています。そちらもぜひご覧ください。
 
 
出発は2023年10月16日。
12日間、400kmの道のり。
1人、70の山と26の峠を越えながら四国を歩く。
山を、自然を愛する全ての人へ。
「四国」を伝える旅の記録。

 

高知大丸店

 

 

フォローしてね~。

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2022年4月25日 (月)

こんにちは、スタッフの戸田です。

4月20日~21日に石鎚山系を縦走してきました!

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天気はばっちりとは言えませんでしたが、1日目は晴れ間も多く、四国随一の稜線歩きを楽しめました。

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スタートはここ。

伊予西条駅に車を置き、西ノ川登山口までバスで向かいました。

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1つ目のピーク、瓶ヶ森。

この時は晴れており、登山者の方も多く来られていました。

石鎚スカイラインやUFOラインで瓶ヶ森登山口までアクセスできるので、1時間もかからず頂上まで行けてしまうところが人気のポイントでしょうか。

あとはこの絶景!

頂上が広く、360°の展望が最高です。

気温は15°ほどあり、日差しが当たるととても気持ちのいい陽気でした。

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私は石鎚山のふもとの西ノ川登山口から上がったので、半袖短パン。

この服装でも汗をだいぶかくほどしんどい行程でした。

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瓶ヶ森から本格的な縦走に入ります。

一番手前の尖峰が西黒森。

スカイラインはさらに奥へと続いています。

先は長い・・・。

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笹藪をかき分けて2つ目のピーク、西黒森へ。

登山道から少し外れたところにある急峻な山なせいか、人があまり入っていないようでした。

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3つ目のピーク、自念子ノ頭。

登って下りてを繰り返してだいぶ疲れてきました。

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4つ目のピーク、東黒森。

左膝に嫌な痛みが出てきました。

アップダウンの激しさにやられたようです。

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伊予富士に向かう道。

空に上がっていくような解放感があって、縦走中、個人的に一番印象に残った稜線です。

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5つ目のピーク、伊予富士。

膝の痛みでペースが落ちてきました。

困ったものです・・・。

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6つ目のピーク、寒風山。

日が傾き、風も冷たくなってきました。

山の名前がそう感じさせるのかもしれませんが。

 

本当は次のピーク、笹ヶ峰が1日目の最後になるはずでしたが、膝がもう限界なので

笹ヶ峰までは行かず丸山荘のテント場へと下り、この日は終了。

翌日、悪化した天候の中、笹ヶ峰まで行くのに再び稜線に向かって登りました。

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7つ目のピーク、笹ヶ峰。

暴風雨がひどく、何も見えません・・・。

写真だけ撮っていそいそと下山。

山荘で出会った登山者の方の車に乗せてもらえることになり、ショートカットできたのは本当に助かりました。ありがとうございます。

 

アルプス並のハードな縦走となりましたが、充実しました。

石鎚山脈の一番いいところをすべて味わえて大満足。

それぞれのピーク単体でも十分すぎる魅力がありますので、ぜひ登ってみてください!

 

高知大丸店 戸田

 

好日山荘の登山レポート↓↓↓↓

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2022年3月12日 (土)

皆さん初めまして!

好日山荘のブログを見に来てくださり、ありがとうございます♪

 

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このたび、高知初出店となる好日山荘ですが、高知の皆さんによりアウトドアを楽しんでいただけるよう、新商品や、お得な情報などお伝えしていきます。

どうぞよろしくお願いします!

 さっそくですが店内をご紹介。

Img_0544 キャンプ用品は小物類が特に充実してますよ!

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登山やハイキングも楽しめるようさまざまなメーカーのリュックも取り揃えております。

 

 

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靴もこんなに!

 

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用途にあったウェアーもたくさんございます。

 

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実はクライミング用品も少しだけ取り扱っています。

 

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小物類も充実!

 

皆さまのご来店お待ちしております!

 

高知大丸店 スタッフ一同

 

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