うどん県、ベースキャンプ高松店です。
南国の四国の高嶺も、遂に雪景色になりました。
先週末の石鎚連峰・東エリアの2つのピークを縦走した
山レポートが届きましたので、ご案内させて頂きます。
まずは愛媛県新居浜市と、高知県吾川郡いの町、
土佐郡大川村にまたがる 平家平 (へいけだいら/
標高1693m)に登りました。
登山道までは積雪も皆無。
今回は高藪登山口をスタートし、尾根に取り付きました。
樹林帯を抜ければ、一面笹原の美しい、たおやかな峰。
この山は、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一行が祖谷から
横倉山へ落ちのびる途中に滞在したといわれることが
山名の由来だとか...
前日の13日(土)に降ったと思われる新雪が待っていました。
積雪は大体、標高1500㍍辺りから出現。
降ったばっかりなので、アイゼンも不要。
平家平の山頂からは、30cm余りの新雪ラッセルが
続く県境尾根歩きで、次なるピークの冠山(1732m)へ。
行く手に広がる白銀の連なる峰々が神々しいです
冠山へ向かう途中では、遥か先に、小さく石鎚山も
顔を出してくれました。石鎚方面は積雪の影響で
道路の通行止めの影響が出たみたいでした。
冠山の最後の登りです。
平家平から続く主稜線が見えています。
今回は30名ぐらいの登山者に出会いました。
気温は思ったよりも、寒くなかったです。
前日までの寒波の影響か、青空と雪山歩きに
皆さん大喜びでした。()
今週になり、雪山装備の購入を検討される方の
ご来店が増えて来ました。
特にお問い合わせが多いのが、アイゼンです。
これらの 6本爪 のモノが、四国の一般的な雪山に
一番お使い頂いているタイプだと思います。
当店でも一番お勧めしているモデルです。
あと雪山装備品が少しずつ入荷して来ていますので、
ご案内させて頂きます。
6本爪よりも、本格的な10本~12本爪のアイゼン類。
厳冬期の石鎚山や寒風山、伊予富士辺りにも、
鳥取の大山にも必要な装備になります。
ピッケル類も入荷中。
深雪に必要なワカンも。
今後は天候・気温などで積雪状況も変わって
来ると思いますが、どうぞ装備は万全に
ベースキャンプ高松店スタッフ