リッジ使用歴20年のスタッフが断言します、
神アプデです、これ。
ついに買い替える時がきたかもしれない…
『rige 30+』¥31,900
サイズ(背面長):S、M、L(3種類)
カラー:K.Orange、Midnight、British Greige、Black(4種類)
「リッジ」はカリマーの中型バックパックの中心となるシリーズ。重装備に耐えうる【快適性】、長年使える【耐久性】、バックパック自体の【軽量性】、性能のバランスが良いのが特徴です。
今回入荷した『ridge 30+』がこれまた絶妙な容量で、荷物多めの日帰り登山や、小屋泊登山、旅行などに使い勝手がよく、登山初心者がデイパックの次に増やすバックパックとしてもオススメできます。
旧型との主な変更点は、
①メーカーロゴの変更(「KRRIMOR」が大文字に)
②20Dリップストップナイロンを多く使用し軽量化(-70g/Mサイズ)
③底面シェイプの可変化
④一気室→二気室化
⑤背面長「L」のラインナップ追加
③旧型では底面が斜めに削ぎ落された形状をしており、これは筒状バックパックの欠点である「重い荷物を入れたときの垂れ下がり感」を低減する狙いがありました。新型ではストラップの追加により底面を広くとることもできるようになり、バックパックを自立させやすくなりました。
④先代リッジは30L、40Lともに一気室で、先々代は30Lが一気室で40Lが二気室でした。軽量さは一気室のほうが有利ですが、パッキングのしやすさは二気質が有利。最近は『cleave』など軽量バックパックのシリーズもあるのでこれで正解かと。
⑤先代以前にはなかった(リッジ40と50にはありました)リッジ30のLサイズが追加。「S=42cm」「M=47cm」「L=52cm」の3サイズ展開で、大柄な人に優しくなりました。体格にもよりますが、Lサイズで身長175cm以上くらいの方にオススメです。
スタッフが特に気に入っているカリマーのバックパック、『リッジ』や『クーガー』の特徴として、天蓋ポケットの容量が大きく、布で広く繋がっているため安定がいい、横ずれしにくいという点があります。
スタッフは山で写真撮影をよくするのですが、天蓋ポケットにカメラや望遠レンズを入れておくことで迅速に撮影に移れます。この天蓋の接続が緩いと、休憩時に開けた際にブラブラしたり、歩いているときにグラグラするんですね。
ピタっとして本体に繋がる流麗なフォルム。天蓋まわりの立体的な設計はカリマーがピカイチだと思います。
バックパック界では近年、ロールトップの軽量バックパックも台頭しつつあります。しかし、特化した道具は使い方に癖が出るもの。わずかな軽量化の可能性と引き換えに、リッジが手に入れたものは究極の汎用性とバランスでした。
新型リッジ、買いです!!!!!!
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