軽くて暖かいダウンジャケット。
各ブランドから様々な種類がでています。
ダウン量が多いものから少ないもの。フード付きからフードなし。
今回は、スイスのアウトドアブランド【マムート（mammut）】の2種類のダウンジャケットを比較してみます。
パッと見は非常に似ている！細部を見てみるとそれに適した用途やその違いが見えてくる（はず）。
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①Meron IN Hooded Jacket AF
（メロン フーデッド ジャケット）
Price:￥58,300
品番：1013-00741
②Xeron IN Hooded Jacket AF
（エクセロン フーデッド ジャケット）
Price:￥42,900
品番：1013-00702
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ちなみに上の商品名に付いている『IN』は『Insulate（インシュレート）』の略。
『断熱』という意味。マムートの保温着や防寒着系には『IN』という表記が入っています。
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目次
1.基本スペック
2.全体のシルエット
3.ポケット
4.フード
5.まとめ
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1.基本スペック
①メロン
■重量：415 g
■中綿：900フィルパワーグースダウン（95%ダウン、5%フェザー）を140g使用
②エクセロン
■重量：450 g
■中綿：750フィルパワーグースダウン（90%ダウン、10%フェザー）を140g使用
中綿量は同じ140g。雪山の防寒着としてはどちらも過不足ありません。
ダウンの質と割合はメロンの方が高い。質（フィルパワー）が高くなると、フワフワ感がでてくるので、触ってみるとメロンの方がフワフワ。
重量はメロンの方が軽いです。中綿を包み込む生地が極薄、超軽量のリップストップ素材で重さ（≒厚み）はなんと7デニール！
エクセロンの生地はデニールは分かりませんが、信頼のPertex（R） Quantum素材。メロンの生地と比較するとしっかりめです。
2.全体的なシルエット
マムートの他アイテム（Tシャツ、パンツ）もEU Mサイズを着用しているスタッフがモデルです。
（左側：メロン、右側：エクセロン）
①メロン
（モデル：身長178cm、着用サイズ：EU M）
全体的にゆったりとしたフィット感。
レインウェアやハードシェルの上から羽織るのを想定したサイズ感でしょうか。
ジャストサイズで着たい方はサイズ1つ下でもいけるかも。
②エクセロン
（モデル：身長178cm、着用サイズ：EU M）
写真で見るとメロンと同じサイズ感のようですが、モデルの感想では、こちらの方がピタッとしているようです。
3.ポケット
（左側：メロン、右側：エクセロン）
両サイドのポケットは、メロンの方がやや高めの位置に付いています。
バックパックのウエストハーネスを締めても、ポケットが干渉しない位置になっています。
（②エクセロン）
内側の生地が起毛しているウォーマー仕様です。
メロンはなし。軽量化重視でしょうか。
（②エクセロン）
エクセロンはチェストポケット付き。
メロンはなし。ポケットを付けると、生地やファスナーで重たくなるので軽量化のために省いています。
4.フード
（左側：メロン、右側：エクセロン）
首回り、耳や頭部を守るのに大事なフードです。
アゴ付近の高さはほぼ同じ。写真だと分かりにくいですが、メロンの方がゆったりめ。
ヘルメットを装着した状態でも被れるようになっています。
（①メロン）
頭の後ろに頭の鉢部分を調節するゴムコード＆コードロックが付いています。
よりずれにくくピタッとフィットするようになっています。
エクセロンは鉢部分の調節なし。
5.まとめ
メロンは、超軽量・コンパクト・保温性（断熱性）も非常に高い。
冬山や雪山の防寒着として最適です。
ハーネスやヘルメットを装着した状態でも着用できるので、ビレイヤージャケットとしてもいいですね。
エクセロンは、メロンと比較すると軽量さに劣りますが、チェストポケットやハンドウォーマー付きで機能が充実しています。
シルエットがすっきりしているので街着でもカッコいい！
生地もやや厚手でしっかりしているので、山でもガシガシ使えるモデルです。
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