本日はスタッフの休日、北アルプス 後立山(うしろたてやま)縦走をご紹介。
登山道や装備についての情報もお届けしたいと思います。
前編と後編に分かれております。
▽前編はコチラ▽
期間:9月21日ー23日
形態:テント泊
場所:北アルプス 後立山
1日目【栂池高原ー白馬大池山荘ー白馬岳ー白馬岳頂上宿舎】
2日目【白馬岳頂上宿舎ー杓子岳ー白馬鑓ヶ岳ー唐松岳ー五竜山荘】
3日目【五竜山荘ー五竜岳ー鹿島槍ヶ岳ー爺ヶ岳ー扇沢】
2泊3日でいきましたが、当初は3泊4日の予定でした。
最終日に天候悪化が予想されたので、3日目に下山しました。
本来は
3日目【五竜山荘ー五竜岳ー鹿島槍ヶ岳ー冷池山荘】
4日目【冷池山荘ー爺ヶ岳ー扇沢】
こちらの方が余裕のあるプランかと思います。
今回の【後編】は、3日目の五竜山荘からです。
3日目は、五竜山荘から扇沢。
コースタイムは約13時間。かなり長めです。
行動着は、上は速乾長袖Tシャツの上に半袖シャツ、下は3シーズン用パンツで歩きました。
五竜山荘を朝3時に出発。日の出前でヘッドライトを付けて行動しています。
行動着+レインウェア+薄手手袋で防寒対策をしました。
また、五竜山荘を出発すると岩場が続くのでヘルメットも着用しました。
暗闇の岩場は怖いですね。吸い込まれそうな恐怖がありました。
ふと安堵した時に目をやると、雲海です。
下の写真はG5付近から撮影しました。稜線に雲が流れるようにかかっています。
こんな景色が見えるのも縦走ならではの魅力ですね。
2日目の不帰嶮(かえらずのけん)同様、八峰キレット周辺も岩場・鎖場・梯子の連続です。気が抜けません。
キレット小屋が見えた時に一安心。でもこんなところに!とちょっとビックリ。
キレット小屋でレインウェアや防寒着を脱ぎました。
キレット小屋から先も岩場・鎖場・梯子。コルからは鹿島槍ヶ岳への上りになるのでしんどい。
さらに天気も良くなくガスの中。テンションが上がりません・・・
しかし!鹿島槍ヶ岳への上りでガスが晴れてきました!というよりガスの中にどっぷり浸かっていたという感じ。
下の写真は鹿島槍周辺から五竜岳方面。
鹿島槍ヶ岳山頂では剱岳が綺麗に見えました。「ブロッケン現象」も発動!これはテンションだだ上がりです。
鹿島槍を下る時は再びガスに。爺ヶ岳周辺でヘルメットをしまいました。柏原新道で扇沢に抜けるだけです。
種池山荘周辺は若干紅葉してるところもありました。柏原新道も地味に長く疲労した膝に負担がのしかかります。
扇沢には午後4時前に到着しました。
2泊3日の山行を終えて充実感でいっぱいです。
といいつつ、下山中に「次はどこへ行こうかなー」と考えている自分がいます。山あるあるですかね?
次回は、立山に行った時に悪天候で登れなかった剱岳に再チャレンジしたいと思います。また扇沢に行かなくちゃ!
【後編】も長々とお付き合いいたただきありがとうございます。山行の一助になれば幸いです。
装備やルート、不安なことがありましたら、当店スタッフまでお気軽にお尋ねください。
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