冬の奥多摩は時期と場所によって積雪状況が大きく違うので服装が難しいです
今期は寒波の影響もあり例年より早い時期に積雪がありましたが、
本来、奥多摩や八ケ岳など太平洋岸気候の地域は、春先の南岸低気圧に伴う降雪が多いです
つまり、今年は積雪の可能性がまだまだあるということ
今回は奥多摩でも身近な高水三山(標高700~800mクラス)で、
雪のある時期ない時期それぞれで、過去の山行記録から服装を見てみましょう
雪の無い時だとこちら
ここ数日(本記事執筆時)の高水三山もこんな感じです
ミッドレイヤーはこの時期の低山であれば薄~中厚手のフリースジャケットや、厚めの山シャツでもいいでしょう。アウターシェルも、アイゼンやピッケルを使わない低山であれば、夏用レインジャケットの流用で大丈夫
基本は3枚。登りや天気の良い日中の暑い時はシェルを脱いで2枚、朝晩の寒い時間帯や休憩時、非常時はダウンジャケットをもう1枚といった運用です
「ダウンジャケットいる?フリースを厚めにすればよくない??」
という疑問もあるかもしれませんが、ミッドレイヤーが厚いと蒸れます
予備のダウンジャケットを持つことで、ミッドレイヤーやベースレイヤーをできるだけ薄くて動きやすいものを選べる、より攻めたレイヤリングができる、ということです
薄手のダウンジャケットは標高の高い夏山登山にも有用です(北アや八ケ岳など)
また、「登りで汗をかくけど休憩や下りのときに冷えちゃって…」という方は、ファイントラックやミレーのドライレイヤーをベースレイヤーの下に1枚足すと、体表面の温度を安定して保つことができます
パンツは寒さに強い人は3シーズン用の中厚手1枚でも大丈夫ですが、そうでない人は秋冬用の厚手のパンツがいいでしょう。もしくは3シーズン用にインナーのタイツを追加しましょう
雪のある山はそれだけ寒いので、「ベースレイヤー+ミッドレイヤー+アウターシェル」のうち、ミッドレイヤーを厚くする事で対応します。もしくはミッドレイヤーを2枚重ねるインサレーションペアリングや、アウターシェルを厚めのものにするなど、方法はいくつかあります
積雪や凍結のある時は軽アイゼンやチェーンスパイクを持って行きます。トレッキングポールがあると格段に歩きやすくなります。また、雪が深いとパンツの裾が濡れてビチャビチャになるので、スパッツ(ゲイター)も持って行きます(忘れがち)
雪が無い時でも、凍った地面が日中解けてドロドログチャグチャになっているようなところ(例:陣馬山ー高尾山など)では裾汚れ対策にあったほうがいいです
冷気は隙間から侵入するので「手袋」「ニット帽」「ネックゲイター」など、小物系を充実させましょう。今後本格的な冬山にチャレンジしてみたい方は、予備のダウンジャケットを厚めのものにしたり、ダウンパンツもおすすめです
冬の山は日が短く、日が落ちると急激に冷え込みます。不測の事態があって山中でビバーク、なんてことになったら恐ろしいですね
夏山以上に十分な安全マージンと防寒装備を持って、快適な冬山ライフをお楽しみください!
こちらも同時開催中!
【事始め応援フェア】
靴・バックパックお買上げでポイント10%還元!
■期間2022年1月14日(金)~1月31日(月)
■メンバーズポイント10%還元
内訳【通常ポイント5%+スペシャルポイント5%】
※スペシャルポイント有効期限2022年2月28日
※スペシャルポイントは2月上旬に付与
※クリアランス、アウトレット品はポイント2%
さらに、一緒に買うほどお得!プラス1個買うごとにポイントアップ!
『靴』『バックパック』と合わせて購入すると、点数に応じて対象品が全てポイントアップ!
※合わせて購入の対象品は税込1,000円以上の商品
※クリアランス品、特価品、修理、お取り寄せ品は対象外
※スペシャルポイントは2月上旬に付与
※スペシャルポイント有効期限2022年2月28日
登山がもっと楽しくなる【好日山荘アプリ】できました♪
最新の入荷情報やお得な情報が盛りだくさん。アプリ内からログインしていただくとメンバーズカードにもなりますので、ポイントと貯めたり使ったりすることもできます。
近くの皆様、遠く地方の皆様も、
代金引換配送、承ります!
▼商品・講座についてのお問い合わせ▼
好日山荘 立川店
TEL:042-512-5755
店舗ブログではお伝えしきれない情報はこちらからチェック!
∇ツイッターアカウント∇
https://twitter.com/kj_tachikawa