本日は、ミレーの軽量ウィンドジャケット「ブリーザー ワイルダー ライト ジャケット」をパタゴニアの定番商品「フーディニ ジャケット」と比較してみます。
以前のブログでご紹介したミレーのジャケットの大きな特徴は、
■通気性あり
■撥水性が長持ちする
前述のパタゴニア「フーディニ ジャケット」はミレーのものと比べるとシンプルになっています。
登山全般という視点で重さやその機能性を比較していきます。
□コンパクトさと重さ
(左:ミレー、右:パタゴニア)
(ミレー、サイズ:S)
(パタゴニア、サイズ:S)
パタゴニアの方が収納サイズは小さくなっています。
どちらのジャケットもポケットにしまい込む収納方法なので、収納サイズはポケットサイズに比例します。
ミレー:167g
パタゴニタ:98g
パタゴニアの方が、生地が透けるほど薄いため重さも軽くなっています。生地の薄さに関しては後述します。
当然ですが、機能が多くなると重さは重くなっていきます。機能と重さのバランスが大事。
□フードの作り
(ミレー)
(パタゴニア)
ミレーは、フードの日除けになっているバイザー部分がしっかり飛び出ています。さらにフード周りを伸縮させて頭全体にフィットするように仕上げています。隙間がないと、風が強い時もフードがバタつかないのでいいですね。
パタゴニアは、バイザーはほぼなし。というのもフード周りの生地を2重にしてバイザーっぽく仕上げているので、バイザーといえばバイザーのような気がします。頭の鉢部分にゴムコード+コードロックが付いていて後頭部で調節できるようになっています。このロックパーツも超軽量な仕様です。
(上の写真でパタゴニアの生地がいかに薄いか分かりますか。横から見た写真だと耳の形が分かるくらいの薄さです。ミレーは透けていません。一般的に生地が厚い方が耐久性は高いです。)
□ポケット
(ミレー)
(パタゴニア)
ミレーは、サイドにポケットが2つウエストベルトに干渉しない位置に取り付けてあります。
パタゴニアは、チェストポケットが1つ、チェストベルトの位置によっては干渉します。
ジャケットにチェストポケット1つはちょっと不便です。やはり2つくらい欲しいところ。ポケットの数が多くなるとファスナーの重さや生地が多くなってきますので、全体的な重さは上がります。
結論です。
□パタゴニア「フーディニ ジャケット」
夏を中心としたハイキングやトレッキング、UL派はコレ。基本は半袖で良いけど、風吹いて寒くなったらイヤだなという時に羽織るのにちょうど良さそうです。生地が薄く、通気性や汗離れが良いのでトレランにもGOOD!
□ミレー「ブリーザー ワイルダー ライト ジャケット」
春から秋のハイキング・トレッキングの相棒にはコレ。ブリーザーは撥水性も高く、耐久性も高い。さらに立体的な作りなので、岩場で腕周りを動かすときもストレスフリー。夏の北アルプスにも最適ですね。
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