2019年12月28日 (土)

【大峰積雪状況】【八経ヶ岳~天川川合】

いつもありがとうございます。好日山荘紀三井寺店です。

慌ただしい年の瀬皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、私、紀州の鉄砲玉「大峰の積雪状況を調べてきてくれないか」との命を受け天川川合から八経ヶ岳まで積雪状況をしらべてきました。スタート順に、写真多めでレポートいたします。果たして雪はあるのでしょうか。

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天川川合(約600m)を出発して30分ほど登ったところにある鉄塔です。

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栃尾辻(約1330m)付近からうっすらと(チョコレートケーキの粉砂糖程度)雪の気配がありました。

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栃尾辻から15分ほど登ったあたり、積雪があれば天女の舞へ入れるのですがこの積雪量ではクローズです。

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頂仙岳付近から一面雪に覆われた状態でした。このあたりから樹氷もはっきり見られました。

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凍てつく山中のオアシス、狼平(1592m)避難小屋付近で積雪は足首からふくらはぎくらいでした。

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狼平~弥山間、登り始めの階段です。

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弥山(1895m)このあたりでも積雪量は足首からふくらはぎくらいでした。

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いくつもピークを越えて弥山に辿り着き、冬季避難小屋で小屋で一息入れて体勢を立て直します。この日の目的地でゴールでもある関西最高峰も、もう目前です。

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その八経ヶ岳山頂をこの目で捉えながら、標高を下げる。

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何回来ても堪えるところです。

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この区間のボトムがこの日の積雪最深部でふくらはぎから膝程度でした。

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八経ヶ岳(1915m)山頂で調査終了です。

 

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まとめ(12/27時点)

・天川村周辺、国道や県道に雪はありませんでした

・山中、積雪はさほど多くなく足元はゲーター・軽アイゼン程度で対応できました

・ウエアリング

  ①天川川合スタート時、冬用下着、ミドルレイヤー合い物、ライナーグローブ・レインジャケット着用

  ②栃尾辻スタート時、①にさらにオーバーグローブを着用

  ③狼平スタート時、②にさらにレインパンツを着用

例年に比べ半月程度出遅れていらっしゃるようですが冬将軍様は健在で、標高1,700m以上のエリアできちっと仕事をしておられました。3シーズン向けの靴やウエアの限界点であったように思います。

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また今後、狼平~弥山間、弥山~八経ヶ岳間に設置されているシカ防護柵が雪で動かなくなることもあるのではないかと、気になりました。

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以上、足早に写真メインでフレッシュな大峰積雪情報をお届けさせて頂きました。この年末年始大峰登山を計画されている方のお役に立てれば幸いです。皆様のご来店心よりお待ちしております(^-^)!

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