2024年1月12日 (金)

続・スタッフの休日⑬ 南紀の秘境「Yosemite Area」

こんにちは!

GR岸和田スタッフの浜川です。

 

昨年の12月末。

突然の寒波で一気に寒くなってきたその頃…

暖かい岩場に行きたいと思っていたところ、クライミング仲間のTさん、そしてM氏から

ほぼ同時にメッセージが

「ヨセミテエリアに行きませんか?」

というわけで、今回は楯ヶ崎の【ヨセミテエリア】のレポートになります。

ヨセミテエリアは近隣に三国合同エリア、神須の鼻等海岸沿いの岩場を多数有する楯ヶ崎でつい最近公開された岩場です。

 

*注意点

今現在では基本的に終了点等、リッジ部分にしか支点を設置しないトラッド(ナチュラルプロテクション)ルートしか存在しません。

また岩場取り付きまでは懸垂が必要な上、アプローチ経路も少し分かり難いかもしれません。ルートの取り付きは海に近く、荒天時は非常に危険なため岩場に向かう際は十分な下調べが必要です。

 

アプローチの起点は楯ヶ崎観光駐車場から梶賀漁港方面に少し進んだところにあります。

Dsc_8358_2

起点から海側に下り、踏み後・FIXロープを辿って15分程進むと、懸垂地点にたどり着きます。

そこから35mほど懸垂すると岩の取り付きに到着します。

 

Dsc_8364白い!

美しく輝く壁面にしばし見惚れた後、気持ちを入れ替えました。

Let`s climbing!!

 

まずトライしたのは My Way(5.11a)

1703372748473顕著なクラックを辿る。 直上はOnly My Way(5.11c)

ヨセミテエリアの看板ルートの一つで顕著に刻まれたハンドサイズのクラック。そして、それに沿ってちりばめられた、カチやポケットを駆使して登って行きます。

クラックのサイズは悪くないのですが、見た目以上に傾斜の影響が大きく疲弊します。

 

 

その次にトライしたのは 果てなき航路(5.12a)

1703330947235名の如く果てしない死戦でした。

メインウォール真ん中に走るクラックを辿り、三分の二程上がった所でクラックからサヨナラして左上。最上部を目指す、非常に攻撃的なルート。

クラックも一癖あり、左上してからはプロテクションが決め辛く、精神的にも肉体的にも厳しい。

内容もスケールもあり、登り応え満点で最高でした。

 

最後にトライしたのは 海のメモリー(5.11c)

Dsc_8381画像は初登者のTさん。

下部は果てなき航路と同じで、三日月アンダーガバから左上せずにそのままクラック沿いに右上。

プロテクション・ホールドの箇所が少なく、緊張感があり面白かったです。

 

楽しい時間はあっという間で、気付けば夕方手前。

帰りは登り返しがあるので、早めに撤収致しました。

Dsc_8384これが一番過酷かもしれない…

 

初めてのヨセミテエリア。全力で楽しませて頂きました!

ロケーション、ルートの内容も素晴らしく、まだまだ可能性を感じる岩場でした。

また機会が有りましたらお邪魔します。

 

ありがとうございました!

Dsc_8361

             

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