2020年2月 4日 (火)

寒くても快適に。軽快に。やりくり上手はレイヤリング上手。【ウエアリングを考える①】【火曜の小話:第5週】

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いつもありがとうございます。好日山荘紀三井寺店です。

さて、冬山登山のハイライトとなる2月中旬。「山に何を着て行く?」というお問い合わせを多く頂く時期でもあります。冬もアウトドアでのウエア選びは「レイヤリング」が基本となります。今日は簡単にご紹介させて頂きます。

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「レイヤリング」は、ざっくり「重ね着を活用した着回し」のことです。

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現在、主流になっている「3レイヤリング」は、「3枚のウエアの組み合わせ」で「行動中の気候や体調の変化に対応」するというのが基本的な考え方です。店頭にはどんなウエアがあるか駆け足で見てみましょう。

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■トップス
①ベースレイヤー
肌に直接触れる肌着です。冬場、当店では天然素材のメリノウールや発熱素材のブレスサーモ製品をおすすめしています。
②ミドルレイヤー
通気と保温を担うウエアです。厚手のネルシャツやフリースジャケットなどいろいろな型のものがあります。
③アウターレイヤー
雨風、雪を防ぐ防水透湿ジャケットです。

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■ボトムス
①ベースレイヤー
トップス同様、冬季は暖かいものをおすすめしています。
②ミドルレイヤー
近郊での霧氷ハイキングや日帰り登山の場合は秋冬向けトレッキングパンツで対応できます。
③アウターレイヤー
雨風、雪を防ぐ防水透湿素材を使ったズボンです。

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晴れの時も、雨や雪の時も、上手に3枚やりくりして対応できるようにしておくのがレイヤリングの要です。「高機能なアウトドアウエア」を使えば、きっと想像よりも身軽で軽快に外遊びを楽しむことが出来ます◎

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ただし、ひとたび歩くのを止めると体は一気に冷えますので+αとして防寒着を持っていきましょう。

■防寒着
日帰り登山にはコンパクトに携行できるダウンジャケットが便利です。小屋泊やテント泊での登山にはダウンパンツがあるとさらにあたたかく過ごせます。

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いかがでしたでしょうか。「レイヤリング」の基本的な仕組みを駆け足でご紹介させていただきました。

アウトドアウエアのレイヤリングは「3レイヤリング」を基本に季節や行き先、好みに合わせて発展させていく奥深いものです。当店ではお客様の行き先や登山の目的に合わせて「ウエアリング」をご案内させて頂いております。些細な事でもお気軽にお尋ねください。皆様のご来店心よりお待ちしております(^-^)!

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営業時間: 11:00~20:00

定休日:水曜日(祝日、セール日等除く)・1/1

    ※7月1日~8月15日は無休