2021年5月 2日 (日)

クライミングのグレード 二子山 「エアウェイ 7C」

先日、埼玉県が誇るクライミングエリア、

二子山に行ってまいりました。

 

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今回はリボルト&ルート整備された西岳のロウソク岩へ。

 

ロウソク岩はまだ10aくらいしか登れなかった十数年前に2度ほど行ったことがあり、

一番簡単な5.8のルートを何度か登っただけですが、頂上の景色が良かったので割とはっきり記憶していました。

当時のトポにもラインが複数描かれていましたが、現場で岩を見てもボルトが乱立し、どれがルートなのかわからない状態。

ボルトだけにとどまらず何に使うのかわからないU字型の大きな金属なども多数打ちこまれており、

とてもクライミングしようという気には起こらなかったのを覚えています。

   

   

久しぶりにロウソク岩に足を運んでみると、再生され綺麗になった岩に驚きました。

日当たりのよい明るい南面は広々とした下地に魅力的なラインが多数。

北面には看板ルートのエアウェイをはじめ高難度ルートがひしめいています。

これまで二子山には少なかった、やさしめのグレード、かつ安全に登れるようボルトの位置が考えられたルートもあり、

多くのクライマーに愛される岩場に生まれ変わっておりました。

 

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今回は話題になっていた「エアウェイ」をトライ。

30年以上前に初登されたルートで、当時のグレードは「11C」。

今回リボルトされ多くのクライマーの意見を反映して付けられたグレードが「7C」。

単純換算して12dくらい。

7Cクラスのルートは何本か登っているのですが、私にはほぼ限界グレード。

効率的なムーブを作って、何度もトライしないと登れないグレードです。

 

1トライ目で何度かテンションしたものの、とりあえずトップアウト。

次で行ける感覚があり、2トライ目でRP。 

今日中にRPできたら嬉しいなくらいに考えていましたが、それほど苦労せずに登れました。

 

一緒に行ったパートナーは以前オンサイトしたそうですが「12cはありますね。」との事。

私の感想としては 「そんなはずはない・・・」

12cと言ったら弓状の「モダン焼き」や「私生活」などパンプした状態で厳しいムーブをこなすルートと同等。

それよりはずいぶん優しく感じました。(冬じゃなかったから?)

 

 

 

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その後は気持ちの良い天気だったので、優しいマルチピッチを登っておしまい。

  

  

帰宅してロクスノの記録を読み返すと、平山ユージさんの文章にこんな一文が、

「今回のグレーディングに関しては、単純に換算しないでほしい。7Cと12dは別のグレーディングなのだ。」

 

なんとなく理解できる様な気もするが、上手く自分の言葉では説明できない・・・。

 

クライミングは奥が深いです・・・。

 

  

 

 

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