2017年8月22日 (火)

キャンプQ&A燻製編①「燻煙材はどう選ぶ?」

こんにちは、好日山荘くずは店キャンプ売り場です!

今回から新シリーズがスタートします!

題して「キャンプQ&A」!!

そうだ!キャンプを始めよう!という時につまづきやすい点や、

道具の選び方、また使い方のちょっとしたヒントを紹介していきます!

  

第1回は「燻煙材はどう選ぶ?」です。

あのマッサンの口癖、

「スモーキーフレーバー」ですが、

ひとつひとつに風味や食材との相性といった特徴があります!

今回はくずは店で扱いのあるものを、ひとつずつ解説していきます。

 

◆サクラ

日本でもっともポピュラーなフレーバーです。

香りが強いため、肉・魚とあらゆる食材に合いますが、

白身魚などたんぱくな味の食材にはあまり使われないようです。

これから燻製を始めるという方に、まずオススメしたい代表的フレーバーですね。

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「琵琶湖畔で手作りベーコンが大成功!」

  

◆ヒッコリー

個性の強いサクラと比べるとややスッキリした香り。

仕上がりにほのかな酸味と渋味が加わり、欧米で人気が高いようです。

市販されている燻製食材に近い風味があり、あらゆる食材にオールマイティーに使えます。

◆ウイスキーオーク

最近とても人気のあるフレーバーです。

洋酒の樽として30年以上使われたオーク材を使用しています。

食材に甘く芳醇な香りが付けられ、

こちらも多くの食材に使える万能タイプです。

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「イワシを燻製したあとはオイルサーディンに」

 

◆リンゴ

これも日本で人気のあるフレーバーです。

甘くマイルドな果実の香りが特徴です。

サクラとは対照的に、

鶏肉や白身魚といったくせのない食材、

またチーズとも相性が良いです。

 

◆クルミ

スッキリしたクセのない香りが特徴のクルミ。

仕上がりはかすかにナッツのような風味が漂うようです。

こちらもチーズと相性が良いです。

 

◆ナラ

渋みのある香りで食材の臭みを抑えてくれます。

色づきがいいのも大きな特徴です。

干物やスルメイカなどの魚介類との相性が抜群です。

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「大量買いのハタハタは燻製にして食す!」

 

◆ブレンド

以上のチップを独自に混ぜ合わせたもの。

あらゆる食材にマッチするように作られています。

 

いかがでしたでしょうか?

いや~燻製の世界は奥が深そうですね!

まあ難しく考えずに、簡単なレシピからはじめてみてはいかがでしょうか?

どうしても迷ってしまうときには、「サクラ」か「ブレンド」にすると失敗が少ないと思います。

 

さて、「キャンプQ&A」は次回も燻製!

「チップとウッドの違い「熱燻と温燻」について、順次ご紹介していきます。

お楽しみに! 

★NEXT!!★

キャンプQ&A②「チップとウッド、どう選ぶ?」