こんにちは! トリアス店 登山用品売場担当 井上(慶)です。
気付けば8月も終わり、9月に入って朝晩が涼しく、日中の暑さも徐々に和らぎはじめた今日この頃ですね。
それでもやはり日中はうだる様な暑さなので、前回に引き続いて沢沿いを歩く登山を敢行してみました!
今回はみんな大好き三郡山系の中で最も代表的な宝満山……を!
その裏側(南東側)から登る、いわゆる『裏宝満』と呼ばれる方面から登山しました。
主だった登山道は4コースあります。
① 大谷尾根コース
② 猫谷コース
③ 堤谷コース ※入口付近は私有地で入れません。④から百日断食碑で合流します。
④ シラハケ尾根コース
今回は②猫谷コースで登り、途中の釣船岩、金の水、普池の窟に寄り道してから稜線へ。
キャンプ場で休憩後に宝満山山頂に。
下りは④大谷尾根コースで猫谷コース2合目を目指して下山。
という行程です。
〇猫谷コース
滝が多く沢沿いなので涼しく歩けます。登山者が少ないので静かに歩けます。
鎖やロープが数ヶ所ありますが、特に難しい内容ではありません。
標高500m以降で一部ピンクテープが無く、分岐も増えるのでやや分かりづらいです。
〇大谷尾根コース
キャンプ場から50m程下った所に④への分岐(750m地点)があります。
分岐以降から約630m地点まで谷⇒尾根⇒谷となりますが、踏み跡が少し薄いです。
その後は非常に歩きやすい尾根道です。
竈門神社、鳥追峠方面の分岐を直々見かけます。方向の確認をしっかりと。
大半の登山者が利用する正面登山道と比較すると、自然そのままの雰囲気を楽しみながら登ることが出来ます。
また、場所やコース内容の関係で登山者数が圧倒的に少なく、静かな山歩きを楽しめる魅力がありますね。
たまに道迷いが発生している様ですが、ルート、分岐、ピンクテープなどをしっかり確認して登れば、いつもとは違った宝満山登山が楽しめますよ!!
裏宝満の各ルートは主稜線の東側になります。日没が早くなるこれからの季節は、下山の際の樹林帯で想像以上に暗くなるのが早くなりますので、ヘッドランプを必ず携行ください。