2021年4月29日 (木)

【永久保存版】ファイントラック カミナドーム1を張ってみました

山岳用テントというと名前に『山岳』と付くだけに何だか難しそうなイメージがありますが、実は強い雨や風の中でも素早く設置できるように簡単に建てられるようになっています。

最近、テントに関するご質問が多くなっていますので設置方法とポイントをファイントラックのカミナドーム1を例にご紹介します。

 

<<目次>>

【0】基本情報

【1】本体を設営場所に広げます

【2】ポールを伸ばします

【3】本体のポールスリーブに伸ばしたポールを通します

【4】片側のポールの先端を本体のグロメット(金属の輪っか)に差し込みます

【5】もう一方のポールの先端をポールを曲げながらグロメットに差し込みます

【6】フライシートを本体に被せてポールの先端にフライシート端のグロメットを差し込みます

【7】テント四角に重なっている本体のループとフライシートのループ(フットプリント使用時はフットプリントのループも)をペグでまとめて固定します

【8】張り綱をペグダウンします

【9】フライシートのテンションコードをペグダウンします

【10】フライシート入口のテープループをペグダウンします

【11】設営完了

 


 

【0】基本情報

Img_5748

(ファイントラック カミナドーム1)

 

Img_5720収納サイズはこのコンパクトさ!

軽量も大事ですがパッキング時の小ささも魅了ですね

Imsec118

(画像はファイントラックHPより)

Img_e5721

重量:1280g(付属品150g含む)

収納サイズ:8×15×25cm、ポール 39cm

価格:¥60,500(税込)

  ※5月10日まで「山登り応援フェア」期間中につき 5,500ポイント進呈

 

 

【1】本体を設営場所に広げます

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(ポイント)設営場所の小石などは予め撤去しましょう。

(ポイント)出入り口が風下側になるよう設置しましょう。

(ポイント)風が強い時は本体四角にあるペグホールへペグを仮り留めしましょう。

(ポイント)本体出入り口のファスナーを少し開けておくと立ち上がりがスムーズになります。

(ポイント)フットプリントを先に設置場所に広げておくと設置時の本体底部へのキズ防止と汚れの軽減になります。

※フットプリント・・・テントの底部分のキズや汚れ防止のために、テントの下に敷くシート

 

 

【2】ポールを伸ばします

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 (ポイント)設営場所が狭かったり人が多い場所ではポールを全て伸ばさず、最初は4分の3くらい伸ばしてあとは本体のポールスリーブに通しながら伸ばす方がトラブル軽減になります。

 

 

【3】本体のポールスリーブに伸ばしたポールを通します

Img_e5728

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 (ポイント)本体ポールスリーブがテントの頂点で交差していますが下側からポールを通した方がスムーズに設置できます。

 (ポイント)ポールはショックコード(ゴム)で繋がっているため引っ張るとポールスリーブ内で噛んでしまいトラブルの原因となります。必ず反対側へ押し込みましょう。

 

 

【4】片側のポールの先端を本体のグロメット(金属の輪っか)に差し込みます

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【5】もう一方のポールの先端をポールを曲げながらグロメットに差し込みます

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 (ポイント)風が強い時は1本目のポールは地面と水平に曲げて設置します。上に曲げるより本体への風の影響が軽減されます。

 

Img_5734すでにテントの形に!

 

 

【6】フライシートを本体に被せてポールの先端にフライシート端のグロメットを差し込みます

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 (ポイント)テント本体とフライシートのベンチレーター(煙突)のスナップボタンで固定しましょう。

 

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 (ポイント)グロメットを差し込む前に本体についている張り綱をフライシートの外側へ出しておきましょう。グロメットを差し込んだ後に張り綱を出すのは結構面倒です。

 

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 (ポイント)フライシート端についているテンションを調整するアジャスターは緩めておきましょう。アジャスターはフライシートをグロメットに差し込んでから調整しましょう。

 

 

【7】テント四角に重なっている本体のループとフライシートのループ(フットプリント使用時はフットプリントのループも)をペグでまとめて固定します

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 (ポイント)ペグの打ち込む角度は地面に対してテント外側へ45~60度です。

 ※カミナドームに付属しているペグは8本のため、本体を固定する場合はペグを4本追加でご購入下さい。

 

 

【8】張り綱をペグダウンします

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 (ポイント)張り綱はテントの頂点からグロメットの延長上にペグダウンします。

 (ポイント)張り綱と地面の角度はテント側に45度が理想ですが設営場所によって臨機応変に。

 (ペグを打ち込む角度は張り綱に対して90度が基本です)

 

 

【9】フライシートのテンションコードをペグダウンします

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 (ポイント)テンションコードをペグダウンする事で本体とフライシートに空間を作ります。空気循環によりテント内のコンディションを整えテント内の結露防止にもなります。

 

 

【10】フライシート入口のテープループをペグダウンします

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(ポイント)本体とフライシートに空間ができ、雨の日の靴の脱ぎ履きや簡単な作業スペースとなります。

 

 

【11】設営完了

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(ポイント)最後に貼り綱や本体に緩みがないかくるっと一周して点検しましょう

 

 

・・・思っていたより解説が長くなり「どこが簡単やねんっ!」とツッコミが入りそうですが、要領さえつかめば本当に設置は簡単です。

解説無しで無言で建ててみたら約4分でした。

 

 

そして山岳用テント(2~3人用くらいまでの大きさ)であれば6畳の部屋に張ることができます。と言うか実際に張りました!

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6畳にギリギリ。

画像はアライテントのエアライズ2です(私物)

カミナドーム2と大きさはほとんど同じです。

 

Img_5716

そして子供の秘密基地と化しました(笑)

 

 

なかなか遠出しにくい状況が続いておりますが、部屋の中でテントを張って、山ごはんを食べて、寝袋で寝るとなんだか妙に楽しい気持ちになりました!

ぜひ「おうち登山」に挑戦してみてください。

 


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