2016年5月

2016.05.31

現在、観光名所と思われるデナリナショナルパーク(旧マッキンリーパーク)のテント場に来ています。

久々のWi-Fi、電源両方の確保が出来る場所が見つかりました。今日はオフ日とし、体力回復、観光、ブログ更新、情報収集に努めます。一応、シャワーは別料金で$4.5取られますが、テント代は$14、売店等もあり立地は非常に良いです。

ただし、夜は非常に冷え込み、昨晩はアラスカで初めて寒さに起こされました。

 

さて、アメリカのWi-Fi事情をそこまで知りませんでしたが、現状、以下のようにまとめました。

    Wi-Fiがつながるが電源がない。・・・電源が減っていくため落ち着かない。

    電源があるが、Wi-Fiはない。・・・情報収集ができない。

    両方あるが、なぜかWi-Fiの接続がめちゃくちゃ重い、結局つながらない。・・・②にプラスしてイライラする。

    両方あり、接続もスムーズ。・・・最高。

ここ最近、①~③のケースに悩まされ、なかなかブログ更新が出来ずにいました。特に③の場合、なぜかヤフーは重くて開かない中、フェイスブックとラインがスムーズに開くなど、コンテンツによる差も見受けられました。本日以降も、この様な状況が続くと思われますので、ブログを楽しみにして頂いている皆様には数日のタイムラグ等、ご容赦頂ければと思います。

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 さて、今日は主に観光。デナリのお店を中心に回ります。

 

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観光バスが多く、非常に人が多いです。

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ちなみに、ここは高級ホテルでした。

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観光地の分、上記の料理で$16もかかりました・・・。

おなか一杯食べるには、やはり自炊が一番です。以下、帰ってからの自炊分。多分$3くらい。

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ちなみに火器についてですが、他のキャンパーは当然アメリカ製MSRを使っておりますが、私は「SOTOのMUKAストーブ」を使っています。プレヒート(予熱処理)がないため今のところ非常に好調です。アメリカの市販ガソリンでうまく対応できています。

日本ブランドのSOTOストーブ、おすすめです。

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帰りに「Wilderness Access Center」なるところへ寄り、アラスカやデナリパークの生い立ちについての映像を見ました。英語ですが、英語字幕があったおかげで3割くらいは理解できました。

 

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今日は久々に洗濯などもしこんな感じです。

さて、明日はいよいよフェアバンクスに向け後半戦が始まります。

2016.05.30

昨日の休憩分を取り戻すべく、今日は95キロを走り抜けました。

追い風も影響大でしたが、特に下り坂が多く、あまり苦労せず快調に飛ばせました。

この分の登りをこれからどこかでしなければならないのか、今までが知らず知らずのうちにかなりの登りだったのか・・・は気になりますが。

 

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!?

途中奇妙な建物を発見。

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これが一応壊れたところから撮影した内部ですが・・・近づいて観察すればするほど謎。

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気になりすぎたので人に聞いたところ、イヌイット伝統の家、イグルーだと・・・。

なんか昔、何かの授業で習った記憶がある気がします。

ただし、なぜ氷や雪で作るイグルーをコンクリートのような素材で作ったのかは謎。

一つだけ言えることは、素人目から見ても何となくこの試みがうまくいかなかったということだけは感じ取りました。

ちなみにこの電子辞書、家で長らく眠っていましたが、今が人生で一番役立っている時だと断言できます。本当に持ってきてよかった・・・毎日多用しております。

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広大な土地と美しい景色が、本当に地平線まで続きます。

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Cantwell(キャンウェル)の街へ!

ガソリンスタンド併設のフードマートで買い物とトイレを拝借。

トイレは外の景色に反比例しておりましたが、そこは気にしません。

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途中、ドレッドの兄ちゃんが道に止まっていて、

「ここにうまい水があるからお前も止って飲んでいけ」

と上記の水場を教えてくれました。

浄水処理なしでそのままグビグビ・・・確かにうまい!!!!

そういえば最近、水は購入するのではなく、川の水を浄水処理した水しか飲まなくなっています。ただ、基本は雪解け水なので、一応浄水装置で処理すれば特に問題ないと思われます。浄水装置は小型の「ソーヤー」というモデルを使用しています。

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ちなみに、ようやくここで走行距離500キロを達成。

だいぶローペースだと思いますが、徐々にペースを上げていきます。

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ついに到着しました、デナリナショナルパーク。

①   熊対策で、食料はテントには入れず、熊よけのフードコーナーに入れること。

②   様々な野生動物にエサを与えないこと。

③   ムースに出会って逃げる際は、ジグザグに逃げること。

を教えられました。久々のWi-Fiに、テンションが上がります。

そういえば、数日前、「デナリ」というフリーの情報誌を読んでいましたが、アラスカの熊は三種類いて、灰色と茶色はグリズリーと呼ばれ、逃げる方法などが細かめに書いてありましたが、黒い熊の項目にはなぜか戦えとだけ書いてあった気がします。

私は全色に対し、熊スプレー片手に逃げますが。

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いきなり野生のリスが・・・しかも人に慣れまくっています。

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夜はムースが出現・・・。

ムースは静かにいきなり背後とか横にいるので、知らずに近づくと結構驚きます。

このキャンプ場で夜中に

「オーマイガッ」

と悲鳴が聞こえたら、大体が突然ムースに出会った人のものだと思っていいと思います。

2016.05.29

本日、上り坂が非常に厳しくアップダウンがひどい・・・。しかも強めな向かい風ときてだいぶ気持ち的に参りましたので、今日は早めに休憩としました。

自転車、特に私のように荷物が多いと、地球の気まぐれなちょっとした坂に対しもろに影響を受けます。

当然天候も然り。

風の強弱、特に風向きををはじめ、温度や湿度などちょっとした影響をもろに受けるのが自転車の醍醐味でもあると同時に、自然を前にした人間の無力さ、儚さと感じる今日この頃です。

 

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美しい本日の景色が続きます。

走行距離は気楽に30キロくらい。

いい感じの川のほとりにキャンプをします。

最初は治安のこともあり人に見つかるのが嫌でしたが、アラスカではどちらかというと熊のほうが恐れられているため、川のほとり、道路すぐ近くにテントを張ります。(一応道路からかは直接見えないような場所にしています。)

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治安に関してですが、近くに家族連れがキャンピングカーでたき火等をしているため、基本は全く問題ないものと考えています。そういえば最近、テント泊の際は自転車に鍵もしていない・・・。

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食事は毎度、こんな感じです。

ちなみに、クッカーの話ですが、基本チタン製で底辺部分だけアルミ加工がされたハイグレードモデル、熱伝導率の良いEPIを使っております。

自転車はおなかがすくので、食器関係は奮発してハイグレード、かつ大型のタイプを選びました。いろいろ悩みましたが、長期遠征はこれで間違いなし。

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2016.05.28

今日はついにデナリの観光スポットへ到着しました。

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見えてきましたデナリ。美しい。

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ちなみにこのレストラン、横についているラウンジがデナリの絶景スポットになっています。

ある程度観光地化されているようで、バンバン観光バスが止まり、おじいちゃんおばあちゃんが好き放題記念撮影を行い、そしてそのままほとんどバスへ・・・。

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素晴らしいデナリの景色。

三分くらい進むと、また別の絶景、観光ポイントがあります。

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デナリを見つめる人々を見る私。

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こちらのテント場システム。

無人の場合、チケットに個人情報を記入し、お金を投入。残りの半券をテント場のクリップに止めておくという形式です。

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水道を発見。

となりにきれいな川が流れていますが、水道から水が汲めるに越したことはありません。と思いきや、一滴も出ませんでした。

ただし若干は濡れていることから、5滴くらいは出たのではないかと予想されます。

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こういうタイヤ痕を結構頻繁に見かけます。

油断は禁物です。

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「Byers Lake」というキャンプ場と湖で遊ぶ子供たち。

あとアラスカの記念碑。

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一応ここにも水道を発見。ちなみにこの水道、

「ピチヤッ」

と10滴くらいの水が出た後、全く動かなくなりました。

写真を頑張って見て頂くと、左側の低いところの水道下部分が濡れていますが確認できますでしょうか。

3つ水道口があるうち、銀色の目立つ水道部分は全く反応しませんでした。

それを見ていた人が、水がほしいなら上げるけど、と少し分けてくれました。

一部水道は干からびていますが、やさしさはあふれている場所、それがアラスカだと知りました。

2016.05.27

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午前中は自転車のメンテナンスをし、午後から本格的に漕ぎます。

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食料入手は少し難しいと思いきや、少し進んだ「MONTANA CREEK CANMGROUND」でいきなり普通に手に入りました。

キャンプ場の全てがそういうわけではありませんが、非常に助かりました。

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全部で$30くらい。

キャンプ場受付兼お店ものんびりで、レジ打ち時

店員「このアイテムはいくらでしたっけ?」

私「棚に$1.25と書いてありましたよ」

店員「これは$4、これは・・・?」

私「これも$4ですよ・・・」

みたいなやり取りを何回か繰り返しまして、値段の手打ち操作に限界を感じ、バーコード読取化か商品把握スタッフの育成かレジ付近に商品リスト設置など何かしらの業務改善余地があるとも思いましたが、結論、この辺りは平和なのだということでまとめておきます。

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キャンプ場のあと、またすぐスーパーがありました。

この辺りは道路の交差点になるので、こういったところにお店が集まるということを学びました。街の構造というか、なかなか勉強になります。

ちなみにこのスーパー、写真は撮ってませんがレジ付近の上空スペースにシカの剥製やら獣の毛皮やら民族品やらがこれでもかと展示されていて、日本にはないアラスカンな雰囲気でした。

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あと、この辺りからついにデナリが見えてきました。

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昔?この辺りで金が取れていたということでしょう。

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この看板がどんな悪いことをしたのかわかりませんが、銃でボコボコです。

それくらいにしておいてあげてください。

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ちなみにここが看板の「Trapper Creek」(トラッパークリーク)。

なんと、MOTEL(簡易ホテル)付きじゃんとテンションが上がりましたが、なんと$140~。

テント場は$25~。

本日も順調にテント泊です。

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最後、1000フィートは分かりますが、隣が謎の標識。

2016.05.26

24日

一昨日、ハイウェイ走行中恐怖でかなりスピードを上げたことがよくなかったのか、体調がすぐれず、24日は本当に一日寝てました。恐らくまだ時差ボケも影響していたのではと考えられます。途中、誰かの飼い犬にワンワンとテントを吠えられましたが、無視して寝続けました。

 

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自然治癒派なので、日本から薬などあまり持ってきていませんが、体調は寝ていたら回復しました。

さて今日ですが、当然またワシラに向け進みます。都市では象徴のように、マクドナルド、サブウェイ、スターバックスが出現してきます。

とりあえず、マクドナルドのWi-Fiで情報収集、ブログ更新。

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いつの間にか街を通り過ぎていたらしく、すぐこんな感じの道に・・・。

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さっそく、Housten(ヒューストン)の街を通り抜けます。

謎のゴリラ、ハッピーニューイヤーというこの建物。ヒューストン、他に特に何もありません。

 

フェアバンクスに向かう道はざっと450キロ近くあるため、途中の「Willow」(ウィロー)という街で食料調達の最終調整を行うことにしました。

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推定466キロ。

26日

計算外なのが、ヒューストンの街の規模もウィローの街の規模も同程度ということでした。いや、コミュニティセンターというものがあるので、結構大きめの街と勝手に予想していたのですが、完全にリサーチが足りませんでした・・・。

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上記が地図にも記載されているコミュニティセンター。

他、なぜか図書館が一件のみ・・・。

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とりあえず食料調達の今後を考え、ドライブスルーのホットドックを食べます。

温かいお茶も付いてきて$5。

水も売ってないか尋ねたところ、この付近では売店は無いようですが、今回無料で譲ってもらえました。いや、非常に助かりました。

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途中、こんな感じの自動車も放置されています。

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湖を見ていたら飛行機が。

アラスカはこんな感じのミニ飛行機が飛んでいたり置いてあったり、場合によっては売られていたりと盛んです。

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日本ではあまり見かけない道。

本日も毎度お決まり川のほとりでキャンプです。

熊には要注意・・・。

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あと、蚊が多いので、テントを閉め忘れると一瞬でこうなります。

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拡大すると分かりますが、テント内に20匹以上入り込みました・・・。

全部殺すのも嫌なので、虫よけスプレーをテント内に吹きかけ追い出します。

テント場所が決まり次第、基本は蚊との勝負となりますので、モスキートネットヘッドを装着し続けます。この時期のアラスカでは必須品。

もしかすると、今のところ費用対効果の一番高いアイテムかもしれないです。

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2016.05.23

アンカレジを抜け、次の大きめな町、「Wasilla(ワシラ)へ向け進んでいきます。

最後、別れを惜しんでか、宿のマスコットキャラがわざわざ見送ってくれました。ありがとう。

 

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ワシラ到着後は、アラスカにせっかく来ているため、第二の都市「Fairbanks(フェアバンクス)に向かう予定です。

ワシラもそうですが、フェアバンクスもアンカレジから北に位置するため、一回北上します。ゴールのアルゼンチンがどんどん遠のくという事態に陥りますが、一応計算内ですのでご安心下さいませ。

 

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ワシラまでの道のり。

 

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最後、アンカレジの街並みを一枚。

素敵な都市でした。

 

 

今日はある程度距離を走らなければならないため、少し気合を入れて出発。いよいよ本格的に自転車での走行が始まります。一応計算のうちでは、最初の一か月くらいは体力が追い付いていないため、毎日50キロくらい、のんびりマイペースな走行で体を落ち着かせようと思っています。食事や言葉など様々な環境要因に慣れてきたところで、100キロくらい進めるようになるのではないかと考えています。

 

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都市と都市との間がどうなっているかというと、こんな感じの自転車用の道がきちんと用意されています。走りやすくて非常に良いです。そして美しい。

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途中、アメリカ軍アラスカ基地もありました。

 

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ワシラ進行途中、まずは「EagleRiber(イーグルリバー)の街に到着。ロールプレイングゲームに出てきそうな街の名前です。

 

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あまりにもきれいだったので、ミラー湖で写真を撮ってもらいました。写真の雰囲気通り、一応元気です。

 

 

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今までもハイウェイを通って来ていましたが、写真のとおり横に別の道がありました。街を過ぎどんどんレベルが上がってくると、今度は白線のみになり、すぐ横を通らなければならなくなります。しかも、とてつもないスピードの車が次から次に過ぎ去り、当然風圧も音も強く、日本からきた私の感覚では、本気でビビりまくりました。

時間にして1時間もかからない距離でしたが、アンカレジから北に抜けるためには必ずこのハイウェイを抜けなければならないと考えられるため、一つの関門だと思います。

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ちなみに、同時にムースクラッシュエリアでもあります。

 

ワシラに着いてしまうと、逆に宿泊場所の確保などが大変なので、その手前の川付近でテント泊をします。今日の走行は75キロでした。

それではまた・・・。

2016.05.22

時差ボケで基本本調子でない日が続いています。

本日より、いきなりですがおなかを下しました。

今日は本格的に街の探索へ・・・。

目指すは熊スプレーを中心とした装備集めです。

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ショッピングモールの横に「THE NORTH FACE」の店舗がありました。この他、ショッピングモール内にアウトドアフロアが一件、郊外に巨大なアウトドアショップ「REI」が一件あります。

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ショッピングモールに入る際は、この鉄パイプに自転車をくくりつけます。

ちなみに、非常に大きなショッピングモールのわりに、この鉄パイプが二か所(計12台くらい分)しかありません。大体立地のいい場所は埋まっています。

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ショッピングモール入口正面にいきなりガチャガチャ。これが顧客満足度が高く、面積に対する費用対効果の見込めるアイテムということなのでしょうか。

ちなみに反対側の入り口はマッサージチェアが4台いきなり通路の真ん中に置いてあります。

Rimg0190ダウンタウン中心にあるショッピングモール内のアウトドアショップ。

アメリカブランドが占めています。ちなみに、KEENのターギーⅡというローカットシューズがありますが、初めて33CMという実物を見ました。

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こちらがREIというアメリカのアウトドアショップ。

セールらしく、入店時、20人以上が並んでいました。

1Fに自転車、カヌー、キャンプ用品、クライミング、2Fは全てウェアの構成なっています。品ぞろえも豊富で広い。

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これでもかというレベルで販売していました。値段は$44~54。大きさやついてくるオプションで値段が違うようです。

今回は$44の8オンくらいのものにしました。

これで熊をはじめ、暴漢、ビックフッド、宇宙人が出現しても一応の対処はできます。(※申訳ございません、宇宙人は言い過ぎました。おそらくヘルメットをかぶっているか、人智を超えた対応策を彼らは持っています。)

Rimg0207_2 購入したアウトドアアイテム。全部で$125くらい。大体22時~24時に皆寝るようですが、時差ボケのためまだ少し時間が合いません。ドミトリーのため、夜になると電気を消すようにしているため、写真は少し暗くなっています。

Rimg0211 購入した食料。これで$45くらい。アメリカはすべての食料サイズが大きいので、ハズレを購入すると量が多く精神的ダメージも大きいので、できる限り英語を読み、パッケージのセンスを見て慎重に選抜しました。

明日、とりあえず隣町「WASILLA」に向け出発します。

2016.05.21

初日、いきなりテント泊することになってしまいましたが、なんだかんだで無事でした。

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ただし朝方、ガサガサ音がすると思ったら、いきなりこの動物・・・。

後で調べて知ったのですが、MOOSEというアラスカの有名な動物なんですね。

こんな空港とダウンタウンの間に位置する森林でこんなに大きくなるとは・・・

気候的には、少し肌寒いくらいですが、現地の人々は半袖だったりと温かい季節に移行してきているように感じます。夜は寝袋「イスカエア280」と「ファイントラックポリゴンネスト1×1」で問題なく眠ることが出来ました。

宿に関してですが、実は昨日大分近くまで来ていて、自転車で20分弱と結構近くでした。

宿は「バックパッカーズイン」という安めの宿で、ドミトリーで一泊$30

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入口付近に、入れ墨したサングラスのスキンヘッドのおじさんとかが23人いて正直結構ビビりましたが、とりあえず入店。

予約するもこれなかった昨日分は、なんと本日分に振り替えて頂けました。ありがとうございます。

最大4人が寝泊まりできる部屋で、なぜか、ここの従業員の一人と同じ部屋に泊まることになりました。ここに2泊させてもらい、時差ボケと日本から持ち運べなかったスプレー関係等のアイテム、食料等を購入し、体制を立て直します。

特に一番心配なのは、熊スプレーの入手について。

聞いたところ、アラスカに熊はそこまではいないとのことですが、万が一に備え、また、気持ち的にも、熊スプレーだけは必需品として入手できるかがカギとなります。

Rimg0193宿近くの公園。こんな感じの場所が至る所に存在しています。

また、本日より宿やお店などのWi-Fiを駆使し、本格的に現在地の確認、ブログ更新やSNSを通しての意思疎通ができるようになりました。

噂では聞いていましたが、アメリカのWi-Fi普及率は非常に高いというのは本当のようです。

2016.05.20

 結論から言いますと、アラスカの空港アンカレジに無事つくことができましたが、海外の一人旅ってこんなにレベル高いのかと、正直結構なレベルで焦っています。

あと少しで成田空港の段階で飛行機に乗れないというレベルで挫折するとことでした。なかなか飛行機、特に国際線などに乗る機会がない私は、チケットの集合時間と持ち物検査等の時間間隔がよくわからず、しかも今回、見送りに来るという友人が第一ターミナルと第二ターミナルを間違い、(仕方なく)来るのを待っていたところ、なんだかんだでチェックイン、乗車最後の一人となり、危うく本当に飛行機に乗れないところでした。

カナダのバンクーバーでの乗り換えの際も、ゲートがどこかチケットにどこにも書いていないためよくわからず、何人かに向こうだと繰り返され、ようやく判明しましたが、

OKGateE85.Maybe you harry up. Run to!

 いや、知っています。

結果、無事に乗ることが出来ましたが、飛行機の乗り継ぎってこんなに大変なのでしょうか。完全に油断していました。周りが英語だらけ、多国籍の人だらけになると、TVで映画のワンシーンでも見ているような、不思議な感覚になります。

Rimg0133_2 バンクーバーにて。

$200と$2.00が混ざっています。

Rimg0137_3 いざ、アンカレジへ。

時差についての話ですが、アンカレジは日本と比べるとマイナス15時間くらいあります。日本の201625分発の飛行機で出発すると、アンカレジには20日の1400時頃到着するという、少し得をした感覚の現象が起こります。

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アンカレジ空港で無事に長旅を終えた自転車と再会。そして組み立て。なんだかんだ、見様見真似で行った分解組み立てですが、問題なくうまくいきました。

段ボールは折り曲げないほうが強度があるとのことで、日本の電車で白い目で見られながらも家まで運んだ甲斐がありました。

荷物も詰め、出発。

自転車の件だけでも不安いっぱいでしたが、なんとか、いい感じで出発できました。

あと、アラスカの人、自転車組み立てている最中、たくさん話しかけてきてくれます。

 

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次は宿探し。上記がアンカレジ周辺の地図ですが、スケール感覚が分かっておらず、正直なめていました。地図なし、インターネットなしでなんとなく北にある予約した宿を探そうとしましたが、正直無理でした。特に、いつの間にか出発から事実上20時間以上経過しており、眠さも体力も厳しくなってきたため、こちらでの夜10時頃、近くのかなり大きな森林(公園?)で野宿をすることになりました。

初日から見ず知らずの土地でテント泊とは、完全に計算外ですが、こんな感じて本当に大丈夫なのでしょうか・・・。

結構本気で・・・。