うどん県、ベースキャンプ高松店です。
四国八十八ヶ所の札所を、完全徒歩で踏破する企画の
「がんばらない遍路道歩き」は、コロナの蔓延防止を受けて、
1月から活動を自粛していましたが、ようやく再開となりました。
4月17日は、16期の第25行程が開催されて、
「菩提の道場」と呼ばれる伊予の国の歩行がスタート。
阿波、土佐に次いで、3県目に入りましたぁ!
歩き出しは、愛媛県最南端に位置する、愛南町の
旧一本松町が起点。
木漏れ日降る...旧赤坂街道を歩いて行きます。
ナカナカの風情ある道のりでした。
「おっ、タケノコが出ていますよ」
目指すは、伊予一番札所となる40番札所の観自在寺。
あと〇〇㌔の表示が、歩く励みになります!
日本の原風景を残す...美しい田舎道が続きます。
旧一本松町から、旧城辺町へ。
棚田も田植えが終わったばかりで、随分早いですね。
かつての商店街の面影を残す町並み.
心が癒されます。
僧都川の左岸を下ります。
約3ヶ月ぶりの歩行でしたが、久しぶりの再会を果たし、
積もる話が多かったのか?終始会話は途切れず、
皆さん元気いっぱい。
こいのぼりも元気に泳いでいましたぁ。
最近ではめっきり見掛け無くなりましたね。
「川を渡りますよ。」水量が少ないので、落ちても大丈夫!
昔はきっとお遍路さんは裸足で渡ったことでしょう。
参道沿いに、観自在寺が見えて来ました。
大きな山門の向こうは、明るい木々が並ぶ、
異次元の別世界みたい…
お寺はとても綺麗にされていて、気持ち良くお参り出来ました。
広い境内は、ホント心が落ち着く空間です。
今日は太陽が燦燦と降る、明るいこの境内で
お弁当を頂きました。
境内の少し横手には、この辺りが産地の晩柑(ばんかん)の
販売店も在り、その場で搾ってくれる生ジュースが人気です。
晩柑を2個分も使います。
ちなみに今日のスタッフ・ランチは地元の道の駅の
産直で購入したおむすび弁当と名物のじゃこ天が3枚、
そして、この晩柑ジュースです。
通称「オレンジロード」を北上します。
至る所に地元の方々が植えられた、色鮮やかな
お花が並び、大歓迎してくれました。
山並みには柑橘類の畑が広がっていました。
そう、ここは柑橘類生産量日本一を誇る愛媛県なんです!
晩柑がそこら、こちらで、たわわに実っていました。
国道沿いにも、遍路標識がきちんと在ります。
道路沿いのツツジと山の新緑。
心がウキウキする…そんな季節の歩きとなりました
山沿いの登りを終え、峠に差し掛かると
急に海風が吹き抜けます。
室手海岸からは、宇和海の風景~。
海が輝いています。
地元の方からは、条件が良ければ、九州も
見えるとのことでした。
左手には、三ッ畑田島。
国道の表示柄も、この辺りの代表的な風景となる、
三ッ畑田島。
宇和海沿いのシーサイドウオーク!
海風が気持ち良い~。()
旧内海村の柏で歩行終了。
歩行距離は、約17㌔でした。
真正面に風車が並ぶ、巨大な山塊が現れました。
ナント、次回はあの山を越える、
柏坂越えの山岳コース。
愉しみです。
ベースキャンプ高松店スタッフ