2021年12月 2日 (木)

遍路道歩き ~讃岐路~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

先日、晩秋の遍路道を歩いて来ました。

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落ち葉mapleが降り積もった路面はフカフカ・サクサクで、

とても気持ちが良かったです。

落ち葉mapleを放り投げて、去り行く秋を全身で浴びたりして、

心行くまで「遍路道歩き」を愉しみました。(catfacegood

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10月に伊予最後の札所の65番三角寺を打ち終え、

今回は伊予阿波国境の境目トンネルの阿波・三好市側

から、歩行開始。国道192号線を東進します。

朝夕の冷え込みが凄くて、朝一で防寒着が手放せません。

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地元香川の1番目の札所となる雲辺寺(うんぺんじ)を

目指して、登りのスタートsign01

高速道路の高さを越えると、少しだけ温まって来ました。

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稜線までは標高差約425㍍の「遍路ころがし」の

登りとなります。

夏場はホント倒れるぐらいに厳しい登り坂ですが、

この時期は随分と登りやすく感じます。

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阿波・讃岐県境の標高665㍍の稜線まで登りました。

北の瀬戸内側からの風が強く、風除けを急いで着用。

「寒ければ着る」また「暑ければ脱ぐ」の繰り返し...

「レイヤリング」は、とっても重要ですsign03

東には、これから登る雲辺寺山が見えてきました。

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稜線からは舗装路の緩い登りが結構な距離、続きます。

そして左右に巨木が立ち並ぶ様になると、札所は間近。

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四国霊場第66番雲辺寺(うんぺんじ)を参拝。

標高は911㍍とのことです。

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四国霊場の中で一番高い標高を誇りますsign01

所謂、お遍路さん泣かせの厳しい山岳霊場の極みです。

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参拝後は、まだまだ登ります。

最近、地元香川で、人気のスポットに行かねば...

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じゃじゃじゃ~ん。 「天空のブランコ」shine

讃岐平野や瀬戸内海を見下ろす絶景の眺めの中、

空を飛ぶような錯覚、そしてスリルが楽しめます。

雲辺寺はロープウェイが有り、家族連れやカップルも

多く来ていました。

インスタ映えすること、間違い無しup

さぁ、チャレンジsign03

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うそでしょsign02  (・・;)

そり返り過ぎでしょsign02

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標高約920㍍からの大展望 eye

気温が低く、下界が澄んで見えました。

ちなみに外気温は5℃でした。

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さて、讃岐側に下山開始。

標高差は約900㍍の大下りdown

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雑木林の下りですが、落葉が随分進んでいました。

途上、石ころが散乱している箇所も有り、要注意danger

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大量の落ち葉が降り積もった道。

乾いて、サクサクでした。

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無事、山から下山したら、今度は車道歩き。

靴を「トレッキング」から「ウオーキング」に替えて、

次の札所を目指します。

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観音寺市から東に進みます。

遥か遠くに中讃との境になる山並みが見えました。

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四国霊場第67番札所大興寺(だいこうじ)に到着。

境内の巨木が有名です。

里に在るお寺ですが、本堂までは2ヶ所の急な

石段が在り、疲れた足に応えます。

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朝に事故で高速道路が区間通行止めで、約1時間の

遅れが出てしまい、結局日が暮れてのゴール。motorsports

歩行距離は約20㌔。8時間30分の活動時間でした。

次回は地元讃岐路を観音寺から善通寺まで歩く、

「クリスマス遍路」になります。

ベースキャンプ高松店スタッフ