2021年11月 3日 (水)

山歩きレポート ~大山古道~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

10月31日、鳥取県の「大山古道」を歩きました。

紅葉が素晴らしかったので、写真を掲載致しますね。

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標高1000㍍付近は、上に、下に、鮮やかな 秋色 

が広がっていて、陽が当たれば、  shineです。

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今回訪れたのは、鳥取県の「日本百名山」の大山エリア。

朝方、大山本峰を西側の桝水高原から見上げたら、

山腹の紅葉状況はイマイチに感じましたが、それよりも

物凄い登山者に驚きでしたぁ(coldsweats02

朝早いのに、大駐車場は、ほぼ満車状態。

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今回は川床登山口から、往年の大山詣での古道を

南に辿り、大山滝を経て、一向平までの約12㌔を

歩く予定でしたが、台風で大山滝周辺で崩落が有り、

通行止めが解除されず、途中の大休峠迄で折り返す

プランに変更しました。

まずは阿弥陀川を渡り、登りに取り付きます。

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コース上には案内板が設置されて、とても分かりやすい

のですが、分岐が何本か有り、地図の携帯は必須です。

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ブナ、ミズナラの深遠な広葉樹の森が、黄緑、黄色、

オレンジ、赤、朱色にと、一斉に色付いていました。

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コース上はブナの黄葉(おうよう)が中心ですが、

標高を上げると、次第に赤色が目立って来ましたsign01

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かつての古道を物語る...石畳の道が出現。

ナカナカの風情ですが、石は苔むして滑りやすく、

かなりスリップには要注意danger

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標高1112㍍の大休峠(おおやすみとうげ)に到着。

ここには避難小屋が有り、ランチタイムriceballbanana

この辺りの紅葉は、特に綺麗でした。

西には宝珠尾根、そしてユートピア小屋が望めます。

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少し南にトラバースして、谷を挟んだ山並みの紅葉を

見に出掛けました。

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谷を隔てた山腹にも、紅葉帯を確認 eye

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時間に余裕が有るので、避難小屋に荷物をデポして、

矢筈ヶ山を空荷でピストンすることにしました。

見上げたのは標高1,300㍍の矢筈の前衛峰。

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矢筈ヶ山の登りは、標高差246㍍ですが、

意外とガレ場の登りは厳しかったですsweat01

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矢筈ヶ山(標高1、358㍍)は、大山火山の外輪山の

一角で、こちらを大矢筈(おおやはず)と呼びます。

山頂からは360度の大パノラマです。

でもガスが湧いて、ちょっぴり残念でした。

こちらは西側の大山本峰と手前に矢筈の前衛峰。

うっすらと紅葉帯が広がって見えました。

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北東側には小矢筈(こやはず)。

尖がったピークが印象的でした。

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ほぼ真北には、甲ヶ山(かぶとがせん/標高1、338㍍)。

こちらも大山火山の外輪山で、ちょうど太陽が紅葉帯を

染め上げていました。

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矢筈ヶ山からの下りは、慎重にsign03

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往路を川床に戻り、無事下山。

総歩行距離:11.2㌔。  高低差:780㍍。

大休峠温度:約10℃。  総活動時間:約7時間。

この日は風が無く、ファイントラックの長袖ドライレイヤーに

ウール混のハーフジップのカットソーを羽織り、上は、ほぼ2枚。

下は4シーズン用パンツでOKでした。

   maple     maple     maple     maple

大山の紅葉は、今がまさに見頃です。

感覚的には、標高1000㍍辺りがピークを

迎えつつあるように感じられました。

是非、参考まで...

ベースキャンプ高松店スタッフ