うどん県、ベースキャンプ高松店です。
四国の屋根と呼ばれる「石鎚山系」の名峰2座、
「寒風山」と「笹ヶ峰」を縦走したレポートが届きました。
この日は本当に久々のお天気に恵まれて、
稜線からは360度、遮る事の無い大展望が欲しいまま。
四国でも人気の縦走コースのひとつです。
寒風山からは、真正面に日本二百名山の「笹ヶ峰」、
左に「沓掛山」、右に「ちち山」を従え、とてもたおやかで
優美な風景が広がるパノラマ縦走が愉しめた模様です。
今回の縦走は、交差スタイルを取り、寒風山側と
笹ヶ峰側からに分かれての登山開始。
寒風山側からは、まずは主稜線の桑瀬峠に登りました。
青い空、緑の大地が色鮮やかで、目に染みますね。
笹原の縦走路を進むと、後方に伊予富士(標高1756m)が
現れました。遥か先には名主たる石鎚山がそびえます。
寒風山(かんぷうざん・標高1763m)の山頂が見えてきました。
登山口からの標高差は、643mの登りになります。
寒風山からは尾根伝いに一旦下り、笹ヶ峰に登り返します。
コース整備は良好で、概ね歩きやすかったそうですが、
笹ヶ峰山頂直下に笹が腰程度まで伸びた箇所が在った
そうです。下界は34℃近かったですが、山上は風が
そよぎ、陽射しは強いモノの特に問題は無かった様ですが、
遮るものの無い笹原は風が無ければ、かなり大変で、
水も最低2Lは必要とのことです。
笹ヶ峰頂上手前で、反対側から登って来た班と
無事交差。
来た道を振り返れば、左下に寒風山、そして
右奥にナント石鎚山が顔を出してくれました。
眼下に瀬戸内海が見えました。
寒風山からの標高差は僅か97mですが、
山頂が見えてからがとても長く感じられます。
心配されたアブは山頂部に少し居た程度でした。
山頂からは南の高知側の林道寒風大座礼線に
下山。まさしく急降下の下山道でした。
★ 快適・安全装備のご提案 ()
今回のレポートでスタッフがお勧めするアイテムです。
① 大型給水タンク
「プラティパス」に代表される大型の軽量ソフト水筒がお勧め!
凍らしての持参も可能だし、水を消費すればペチャンコになり、
容積を減らすことが出来て、非常に便利です。
② スパッツ
笹漕ぎにもって来いのアイテム。ズボンを
汚さないし、濡れた笹から水を防いでくれます。
また怖いヘビからの防御にもなります。
③ストック(ダブル)
これも笹漕ぎ対策でGOOD!深い笹をダブル
ストックでかき分けて進めば、笹に隠れた路面を
しっかりと確認出来ます。
④防虫グッズ
長雨の後の虫の大発生に要注意!虫除け対策が
要らぬ疲労や恐怖から救ってくれます。
ご参考までに...
ベースキャンプ高松店スタッフ