2021年2月10日 (水)

小豆島遍路道歩き レポート

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

毎月一回、小豆島の遍路道を歩いています。

今回は先月の「初歩き」のレポートです。

第9回目の来島で、島の北西部、約12㌔を歩く内容でした。

Cid_image003_jpg01d6fefd3

この日も穏やかに晴れてsun、抜群の日和の中を

島の「山」upと「海」downを歩き廻りました run

Cid_image003_jpg01d6fefd1

フェリーshipの中で偶然に朝刊を見ていた人が、

ちょうど小豆島の氷瀑の記事を見付けられたので、

「これはsign03」と思い、歩き出し前に見に行くことにしました。

おさるさんで有名な「銚子渓」で、珍しい氷瀑を見ることが叶いました。

Cid_image003_jpg01d6fefd2

今回は66番等空庵から、75番の大聖寺まで10札所を巡ります。

のどかな風景が広がり、心が穏やかになって行きます。

4

路地歩きの後には、自然の中に身を委ねる...

かつての遍路道も点在し、絶え間なく変わる風景に

飽きるということがありません。

Cid_image003_jpg01d6fefd5

今回は踏皇山(おうとざん)を越える山越えが見所sign01

山並みの北エリアを東に沿い歩き、昼食後に越える予定。

Cid_image003_jpg01d6fefd6

時折、遍路道の所在を示してくれる「へんろ石」paperが、

途上に現れて、とても心強く感じられます。

一体、どれ位の参拝者がこの道を辿ったことでしょう?

Cid_image003_jpg01d6fefd7

落ち葉の積もった山の登りですが、鉄製の手すりが完備され、

とても歩きやすかったし、冬枯れで見通しの良い明るい森は

爽快で、気持ち良かったです。

Cid_image003_jpg01d6fefd8

踏皇山の稜線からは、南側(四国側)の遠望もバッチリgood

Cid_image003_jpg01d6fefd9 

いよいよ山越えの核心部へ。

高所恐怖症の方にはちょっぴりスリリングな岩稜帯のトラバース。

「慎重に」...「慎重に」...

Cid_image003_jpg01d6fefd10

その後は72番奥ノ院笠ヶ滝の鎖場に取り付き、本堂へ。

ここでは恐怖の余りに、登れない方も居らっしゃいます。

Cid_image003_jpg01d6fefd11

本堂は岩峰の洞窟の中です。

ここからは撮影禁止。洞窟内には「幸せくぐり」等の

ありがたい、楽しい場所も...

Cid_image003_jpg01d6fefd12

「これはどうやって降りるのかしら?」

下山は、更に急勾配となり、より慎重さが求められます。

Cid_image003_jpg01d6fefd13

踏皇山を北から南に越えた遍路道は、再び馬越えで

北側に戻ります。今度は岡山方面の風景が広がります。

北から、南、はたまた北へ... 滅茶苦茶、歩るかされますね(coldsweats01

そしてこの先で無事歩行終了。

次回は島の東エリアを北から南に山越えする、

「豆坂越え」の山岳行程です。

ベースキャンプ高松店