2021年1月 6日 (水)

遍路道歩き ~土佐路②~

うどん県、ベースキャンプ高松店です。

室戸岬を目指す「遍路道歩き」の2日目のレポート。

2日目もお天気に恵まれました。水族館からスタート。

室戸岬の東側を南下し、ただひたすら岬の突端に在る

次なる札所を目指します。もう直ぐなのですが、これが

結構長~く、遠~くに感じられます。

Cid_image003_jpg01d6e388n

コンクリートの要塞のような塀に遭遇。

この地は台風のメッカで、強烈な雨風を防ぐ為のモノだそうです。

Cid_image003_jpg01d6e388m

昨日に続き、「春」の花?に遭遇。

まさしく南国情緒たっぷり過ぎますねぇ。。

相変わらずの強い陽射し。長袖のアンダーウエアとカットソーでは、

正直、暑過ぎました。半袖の薄手のアンダーで十分でしたね。

Cid_image003_jpg01d6e389l

右手に「室戸青年大師像」が見えてきました。

この地は若かりし大師がかつて修行をし、悟りを開いた場所。

岬の洞窟に籠っての修行の際に、洞窟から見えた外の世界は、

「空」と「海」だけだったということから、「空海」と名乗る様になったのだとか...

Cid_image003_jpg01d6e389k

折角なので、少し遍路道とは分かれて、乱礁遊歩道を

歩くことに。ここは荒々しい波 wave に浸食された大地の営みを

体感出来るジオパークの認定エリアです。

コバルトブルーの海で、つりをされていた方の釣果を見せて頂くと、

グロテスクなうつぼを二匹もゲットしていました。

Cid_image003_jpg01d6e389j

結構な登り・下りも。sweat01

Cid_image003_jpg01d6e389i

そして、いよいよ木漏れ日射す室戸の暖洋性の森xmas

登り、第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)へ。

Cid_image003_jpg01d6e389h

「これぞ、遍路道」と思わず唸りたくなる...素晴らしい道。

Cid_image003_jpg01d6e389g

立派な山門に到達。前の23番札所から、およそ75.4㌔の距離。

時速4㌔の歩行で、3日と半日も、掛かったことになります。(coldsweats02

そしてここが土佐の国の1番札所sign01

Cid_image003_jpg01d6e389f

「これは珍しいsign03

境内で天然記念物指定の「ヤッコソウ」に出会えました。

Cid_image003_jpg01d6e389e

参拝後のランチは厚切りのかつおのタタキです。

Cid_image003_jpg01d6e389d

午後は24番札所から、室戸スカイラインを下りました。

まるで大海原の上を歩いているかの様な不思議な感覚sign02

Cid_image003_jpg01d6e389c

高度恐怖症の人には怖い歩行になりますが、

それでも最高に眺めの良い「」と「」の道です。

Cid_image003_jpg01d6e389b

スカイラインを下れば、通称「ハイビスカス通り」へ。

真っ赤な花tulipが咲き始めたばかり...

Cid_image003_jpg01d6e389a

旧道沿いを次なる25番札所の津照寺を目指します。

途上、白い土佐漆喰の壁と水切り瓦を配した家屋も

チラホラと。風情ある佇まいに心が和みます。

Cid_image003_jpg01d6e389

そして前の札所から6.5㌔歩いて、最終点に到着。

着いたのは良いけれど、本堂に続く急階段が待っていました。

かつて阪神タイガースの2軍選手が走って登る、

トレーニングに使ったのだとか。 run run run

太平洋と水平線を眺めながらのシーサイドウオークの2日間は、

お遍路終了後に、特に印象に残った行程だったとの声が多いです。

「本当にお疲れ様でしたぁ。」

土佐の遍路道は、弓なりの土佐湾を西に辿り、遥かなる足摺岬へと続きます。

ベースキャンプ高松店スタッフ